宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:30)
昨日、C3.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/17 --- ---
11/16 20:23 C2.6
17:11 C2.8
15:50 C2.3
14:30 C3.4
08:07 C2.8
00:15 C2.7
11/15 19:37 C6.8
18:04 C2.8
15:56 C6.7
14:46 C8.9
13:18 C2.8
11:46 M1.0
09:46 C3.0
06:48 C4.3
04:24 C5.1
03:07 C4.5
02:26 C5.1

黒点 11/17 (NOAA)
磁場 フレア
3140 13 βγ M1
3141 3 β C2
3145 4 β C3
3146 2 β ---
3147 1 α ---
3148 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:22 331 +0.1
-2 h 368 -1.5
-4 h 317 -1.1
-6 h 317 +0.2
-8 h 312 -1.6
-10 h 327 -1.7
-12 h 338 -1.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 6 -/ -
-2 h 11 -/ -
-4 h 8 -/ -
-6 h 9 -/ -
-8 h 7 -/ -
-10 h 15 -/ -
-12 h 19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 2x10^2
11/17 0.5 5x10^2
11/16 0.7 5x10^2
11/15 0.5 4x10^2
11/14 0.5 4x10^2
11/13 0.6 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/11/12 13:49 中規模フレアが3回発生しています。太陽風は平均的な速度に上がっています。
2022/11/13 13:35 太陽風の速度が少し高まりました。磁気圏は穏やかです。
2022/11/14 13:18 太陽風はやや高速です。太陽でC1〜4のフレアが続いています。
2022/11/15 12:47 M1.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2022/11/16 12:57 太陽風はやや低速になっています。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2022/11/17 12:30 更新
太陽風は更に低速になり、磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

DSCOVR衛星のデータが乱れているので、ACE衛星を参照すると、
太陽風の速度は370km/秒から300km/秒へ下がり、
さらに低速の風になっています。
磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
グラフの中盤から弱い南寄りになっています。
しかし、速度が下がっているため影響は小さく、
AE指数は200nTの小規模の変化が1回発生した程度で、
磁気圏は穏やかです。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南半球のコロナホールの右端が、太陽の中心線に達しています。
3日後くらいから太陽風速度の上昇が始まりそうです。
コロナホールの東西の広がりは、
前周期よりも大きくなっている様に見えます。
前周期は2日間だった高速太陽風は、より長くなるかもしれません。


太陽は、東端(左)の南北に新しい黒点が現れています。

X線グラフは、C1〜3の小規模の変化が発生した程度で、
太陽は比較的穏やかに推移しています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。