宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:54)
今日、C4.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/22 11:46 C4.1
10:28 C2.2
10/21 16:11 C2.9
15:05 C2.6
10:11 C2.4
07:08 C2.7
05:44 C2.5
02:43 C4.0
01:33 C5.9
10/20 23:57 C2.7
15:39 C2.9
15:16 C2.0
12:16 C5.3
10:51 C2.6
06:41 C4.1
02:38 C3.5

黒点 10/22 (NOAA)
磁場 フレア
3125 1 α ---
3126 11 β C4
3127 6 β ---
3128 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 348 +1.3
-2 h 350 +2.1
-4 h 358 +1.3
-6 h 359 +0.5
-8 h 365 +1.6
-10 h 371 +0.5
-12 h 373 +2.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -1 -/ -
-2 h 9 -/ -
-4 h 18 -/ -
-6 h 20 -/ -
-8 h 10 -/ -
-10 h 12 -/ -
-12 h 8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 7x10^2
10/22 0.5 2x10^3
10/21 0.5 2x10^3
10/20 0.5 1x10^3
10/19 0.5 1x10^3
10/18 0.5 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
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衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/10/17 13:21 太陽風は高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。
2022/10/18 12:39 高速の太陽風が続いています。磁気圏は穏やかです。
2022/10/19 13:58 太陽風の速度は下がり始めています。
2022/10/20 12:20 太陽風は平均的な状態です。新しい黒点でCフレアが発生しています。
2022/10/21 11:09 太陽風は平均的な状態で、磁気圏の活動が少し強まっています。
最新のニュース

2022/10/22 12:54 更新
太陽風は低速になっています。コロナホールの影響が近付いています。

担当 篠原

太陽風は、昨日のニュースの後に400km/秒台を割って低速風になり、
現在は350km/秒まで下がっています。
反対に、磁場強度は5nTと平均的な状態から少しずつ上昇して、
現在は10nTに強まっています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南半球のコロナホールが西に進み、
影響が始まる目安の位置に近付いています。
太陽風磁場の強まりは、
速度の高まりに関係する変化なのでしょうか。
この後の推移に注目してください。

太陽風磁場の南北成分は、
0nTから北寄りの傾向になっています。
このため磁気圏は穏やかになっていて、
AE指数はほとんど変化がありません。


太陽は、北西の端(右上)でC1〜2の小規模フレアが数回続いた後、
穏やかになりましたが、
X線グラフの最後でC4.1の小規模フレアが、
南西(右下)の3125黒点群で発生しています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。