宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:21)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/17 --- ---
10/16 --- ---
10/15 23:11 C6.1
13:43 C1.0

黒点 10/17 (NOAA)
磁場 フレア
3119 3 β ---
3122 5 β ---
3123 6 β C2
3124 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 554 +1.1
-2 h 577 +1.2
-4 h 581 +2.5
-6 h 583 +2.4
-8 h 582 -2.1
-10 h 574 +3.4
-12 h 578 +3.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -28 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h 2 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 6x10^2
10/17 0.5 1x10^3
10/16 0.5 4x10^2
10/15 0.6 1x10^2
10/14 0.5 1x10^4
10/13 0.6 8x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
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黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/10/12 13:31 太陽風はやや低速になっています。M3.9の中規模フレアが発生しています。
2022/10/13 12:17 太陽風の速度は更に下がり、低速になっています。
2022/10/14 13:40 太陽風は低速の状態です。太陽風磁場が強まっています。
2022/10/15 13:31 太陽風は450km/秒に速度が上がっています。磁気圏はやや活動的です。
2022/10/16 10:20 太陽風の速度は570km/秒に高まり、高速風になっています。
最新のニュース

2022/10/17 13:21 更新
太陽風は高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

SOHO衛星LASCO C2の右端に、
太陽の向こう側を通り過ぎようと(外合)する
金星が見え始めました。

9月22日にC3の右端に見え始めたことをお知らせしていて、
約1か月でここまで来ました。
23日くらいに太陽を通り過ぎ、
その後1週間ほどで左側から画面の外に出て行くことになりそうです。


太陽風は、DSCOVR衛星のデータがやや不安定になっている印象ですが、
580km/秒前後の高速の状態が続いている様です。
磁場強度は、6nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
グラフの前半は南寄り、後半は北寄りになっています。
このため、オーロラの活動度を示すAE指数も、
グラフの途中までは1000nTに達する
やや大きい活動が発生していますが、
最後は変化がなくなって、穏やかになっています。

27日周期の図で、前周期の太陽風と比較すると、
速度はより高速になっています。
今回の高まりはどこまで続くでしょうか。


太陽は、C1の小さい小規模フレアが3回発生した程度で、
穏やかになっています。

NOAA/SWPCのフレアリストでは、
1日にC1以下のフレアしか発生しなかったのは、
9月7日以来で、およそ40日ぶりです。




SOHO衛星LASCO C2の右端に金星が見え始めました。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。