宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:36)
今日、C2.8の小規模フレアが発生しました。
また、M1.3の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/27 11:19 C1.9
02:35 C2.8
5/26 13:45 C7.2
12:28 C3.4
11:54 C2.1
11:07 C2.9
03:10 M1.3
01:25 C2.6
5/25 07:06 C5.1

黒点  5/27 (NOAA)
磁場 フレア
3014 6 βδ C3
3017 4 β C7
3019 1 α C2
3020 1 α ---
3021 2 β ---
3023 2 α C5
3024 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:25 300 +0.8
-2 h 299 +0.6
-4 h 299 +1.0
-6 h 304 +1.0
-8 h 304 +3.3
-10 h 306 +3.0
-12 h 319 +2.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 18 -/ -
-2 h 24 -/ -
-4 h 22 -/ -
-6 h 17 -/ -
-8 h 29 -/ -
-10 h 33 -/ -
-12 h 25 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 5x10^2
5/27 0.6 2x10^3
5/26 0.7 1x10^3
5/25 0.6 1x10^3
5/24 0.6 2x10^3
5/23 0.6 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 5/22 13:22 太陽風は高速の状態が続いています。太陽は落ち着いています。
2022/ 5/23 15:05 高速の太陽風が続いています。磁気圏の活動は穏やかです。
2022/ 5/24 12:31 太陽風は平均的な速度に下がっています。磁気圏は穏やかです。
2022/ 5/25 14:38 太陽風は平均的な速度です。太陽の向こう側で活動が発生しています。
2022/ 5/26 13:50 M1.3の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速です。
最新のニュース

2022/ 5/27 14:36 更新
太陽風は300km/秒とさらに低速になっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、300km/秒へ下がり、
更に低速になっています。
磁場強度は、3〜7nTの間を上下していますが、
全体としては平均的な値です。

磁気圏は静穏で、
AE指数はほとんど変化のない状態です。

コロナホールによる影響は見られないまま推移しています。
SDO衛星AIA193では、
コロナホールはだいぶ西に進んでいて、
このまま穏やかな太陽風が続くのでしょうか。

現在の太陽コロナ写真でも、
太陽の中心部の南北にかけて細長くコロナホールが伸びているので、
この後もしばらく太陽風の変化に注目して下さい。


太陽は、昨日の昼、26日13時半(世界時26日4時半)に、
北西(右上)の3017黒点群でC7.2と
大きめの小規模フレアが発生しましたが、
以降はC1〜2の小さい小規模フレアが見られる程度です。

今のところ、東側に活動的な境域はなく、
太陽はしばらく穏やかに推移しそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。