宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
昨日、C5.2の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/24 --- ---
5/23 19:45 C5.2
17:34 C3.4
09:28 C3.1
08:28 C4.6
5/22 23:19 C3.7

黒点  5/24 (NOAA)
磁場 フレア
3010 3 β C2
3011 3 β ---
3014 18 βδ C3
3016 4 β ---
3017 13 βγ C5
3019 4 β C3
3020 1 α ---
3021 6 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 463 +0.8
-2 h 445 -0.6
-4 h 473 +0.3
-6 h 471 +1.6
-8 h 474 +2.2
-10 h 493 +2.2
-12 h 508 +2.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 14 -/ -
-2 h 6 -/ -
-4 h 2 -/ -
-6 h 6 -/ -
-8 h 9 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 1x10^3
5/24 0.6 2x10^3
5/23 0.6 2x10^3
5/22 0.5 2x10^3
5/21 0.6 5x10^2
5/20 0.6 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 5/19 13:45 3014黒点群でフレアが続いています。太陽風の速度は少し下がってやや高速です。
2022/ 5/20 13:40 Mクラスのフレアが3回発生しました。太陽風は高速に戻っています。
2022/ 5/21 14:41 高速の太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。
2022/ 5/22 13:22 太陽風は高速の状態が続いています。太陽は落ち着いています。
2022/ 5/23 15:05 高速の太陽風が続いています。磁気圏の活動は穏やかです。
最新のニュース

2022/ 5/24 12:31 更新
太陽風は平均的な速度に下がっています。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、DSCOVR衛星のグラフが途中からおかしい様なので、
ACE衛星のグラフも参照すると、
速度は今日に入った頃に500km/秒台を割って、
現在は400km/秒と平均的な速さまで下がっている様です。
磁場強度も5nTから2nTへ下がって、弱くなっています。

地球は、高速太陽風の領域を抜け出した様ですが、
SDO衛星AIA193を見ると、
中心部の南北に見えるコロナホールが西半球側に進んでいて、
明後日、26日くらいから再び速度が高まりそうです。

太陽風磁場の南北成分は、北寄りになっています。
AE指数は変化が見られず、磁気圏は穏やかです。


太陽は、西側(右側)の3017黒点群で
C5.2の小規模フレアが発生しましたが、
目立つ変化はこのくらいで、全体としては穏やかです。

STEREO Ahead衛星で見える東端の向こう側にも
特に活動的な領域はないようで、
(見える範囲は30度を切るくらいに狭くなってきました)
太陽はしばらく穏やかに推移するかもしれません。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。