宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:03)
今日、M2.2の中規模フレアが発生しました。
また、M4.0の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/29 12:28 C5.6
10:52 M1.1
10:00 M2.2
09:07 C5.9
07:27 C5.6
05:50 M1.1
03:50 M1.0
02:32 M1.0
02:07 C9.9
01:10 C5.1
3/28 20:00 M4.0
18:52 C2.2
08:58 C4.1
3/27 19:44 C2.4
00:20 C2.4

黒点  3/29 (NOAA)
磁場 フレア
2974 1 α ---
2975 26 βγ M4
2976 10 βδ ---
2977 8 β ---
2978 4 β C4
2979 4 β ---
2980 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 420 +0.8
-2 h 429 +1.3
-4 h 433 +0.9
-6 h 438 +0.6
-8 h 440 -0.0
-10 h 462 +1.6
-12 h 485 -0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 4 -/ -
-2 h 3 -/ -
-4 h 5 -/ -
-6 h 4 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 6.2 4x10^2
3/29 17.8 7x10^2
3/28 18.7 3x10^2
3/27 0.7 3x10^2
3/26 0.7 2x10^2
3/25 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 3/24 13:45 太陽風が高速になっています。太陽でCフレアが続いています。
2022/ 3/25 14:42 太陽風の速度は下がり始めています。太陽でフレアの発生が続いています。
2022/ 3/26 13:34 M1.4フレアによるCMEの乱れが地球に向かっています。太陽風は平均的な速度です。
2022/ 3/27 11:10 太陽風は平均的な速度ですが、コロナホールとCMEの影響が始まる可能性があります。
2022/ 3/28 13:11 太陽風は高速になり、磁気圏の活動も強まっています。
最新のニュース

2022/ 3/29 13:03 更新
2975黒点群でM4.0などMクラスフレアの発生が続いています。

担当 篠原

昨夜から太陽中心部の2975黒点群の活動が活発になり、
28日20時(世界時28日11時)の4.4の中規模フレアを先頭に、
今日の昼にかけて、C9.8、M1.0、M1.0、M1.1、M2.2、M1.1など
M1前後のフレアの発生が続いています。
SDO衛星AIA131による動画を掲載します。

M4の規模に達するフレアの発生は、
1月20日のM5.5以来で、およそ2か月ぶりです。

最初のM4.0と29日4時(世界時28日19時)のM1.0フレアに伴って、
CME(コロナ質量放出)が飛び出しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を2枚目に掲載します。
太陽の中心付近で発生しているので、
太陽を丸く囲むように飛び出すハロー型のCMEになっています。
地球直撃間違いなしの噴出です。

太陽を左斜めから観測しているSTEREO Ahead衛星COR2では、
CMEは太陽の右に向かって飛び出しています。
地球はこの方向にあります。
コロナのガスが飛び出す様子は、この動画の方が良く分かります。

NOAA/SWPCの太陽風予報では、
まだ最初のCMEに関する計算だけですが、
明後日、31日12時(世界時31日3時)頃に
太陽風の乱れが地球に到来すると考えています(5枚目に掲載しています)。
実際には、これを追いかけるように2つめのCMEが噴出していて、
地球に到来する乱れはより大きいものとなりそうです。
オーロラや磁気嵐など磁気圏活動の強まりに注目して下さい。

2975黒点群(4枚目に拡大写真を掲載しています)は、
この後どの様な活動をするでしょうか。

また、南東(左下)の2978黒点群でも
Cクラスの小規模フレアが発生しています。
こちらにも注目して下さい。


太陽風は、昨夜遅くに速度が500km/秒を割り、
現在は420km/秒と平均的な速さに戻っています。
磁場強度は4nT前後と平均的な状態です。
コロナホールによる速度の高まりは、
1日半ほどで終わっています。

磁場の南北成分は、0nT付近から北寄りの傾向になっています。
このため、昨日のニュース以降は磁気圏は穏やかになり、
AE指数は特に変化のない状態です。

SDO衛星AIA193では、
太陽の南東側(左下)に小さいコロナホールが見えています。
今後の注目は、昨夜のCMEによる太陽風の乱れの到来でしょう。


M4.0のフレアにより、
加速されて高エネルギーになった陽子が太陽から到来しています。
GOES衛星によるグラフを最後に掲載します。
この影響はSOHO衛星のLASCO C2、C3にも現れていて、
画面のあちこちに発生する白いノイズが
フレアの後に増加しています
(写真の時間の関係で赤のC2の方が変化が分かりやすいです)。
雪が舞っている様に見えることから、
snowstorm (吹雪)と呼ばれることがあります。
今回の現象では、雪はまだ小降りの様です。



2975黒点群でMフレアの発生が続いています。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


M4.0、M1.0フレアに伴って発生したハロー型のCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


STEREO Ahead衛星COR2によるCME。地球は右側にある。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


Mフレアを起こしている2975黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


CMEによる太陽風の乱れは、31日12時(世界時31日3時)頃に到来する可能性があります。
(c) NOAA/SWPC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー陽子の変化
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。