宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:22)
昨日、C5.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/27 --- ---
2/26 06:15 C5.1
2/25 --- ---

黒点  2/27 (NOAA)
磁場 フレア
2954 1 α ---
2955 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 400 +5.6
-2 h 382 +2.4
-4 h 366 +3.5
-6 h 369 +1.7
-8 h 375 +1.4
-10 h 369 +0.1
-12 h 373 +2.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 18 -/ -
-2 h 13 -/ -
-4 h 13 -/ -
-6 h 11 -/ -
-8 h 7 -/ -
-10 h 6 -/ -
-12 h 1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 1x10^3
2/27 0.8 2x10^3
2/26 0.7 2x10^3
2/25 0.8 2x10^3
2/24 0.9 2x10^3
2/23 1.0 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
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黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 2/22 13:16 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
2022/ 2/23 13:26 太陽風の速度はゆっくりと下がっています。磁気圏は穏やかです。
2022/ 2/24 13:21 太陽風はやや高速の状態です。磁気圏の活動がやや高まっています。
2022/ 2/25 13:08 太陽風は平均的な速度になっています。太陽は穏やかです。
2022/ 2/26 13:18 太陽風は平均的な速度です。コロナホールの影響が始まりそうです。
最新のニュース

2022/ 2/27 13:22 更新
これから太陽風の速度が高まるかもしれません。Bクラスの小さいフレアが続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夜にかけて370km/秒へ少し下がり、
今朝からは少し上がって
現在は400km/秒と平均的な速さです。
一方、磁場強度は、
4nTからグラフの最後で11nTに強まっています。

コロナホールの影響が始まっているのかもしれません。
この後、速度も上昇を始める可能性があります。

太陽風磁場の南北成分は、
北寄りの傾向で推移しています。
このため磁気圏は穏やかで、
AE指数はほとんど変化がありません。

現在は磁場が強まっているので、
南北成分の傾向が南寄りに切り替わると、
磁気圏の活動は活発になる可能性があります。
注目してください。


太陽は、南東の端(左下)の領域で、
Bクラスの小さいフレアが頻発するようになっています。
現在は規模が小さいですが、
この後規模が大きくなる様であれば、注意が必要になるでしょう。

南東に見えていた小さい黒点は、
今日は少し大きくなっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。