宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:50)
今日、M1.8の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/14 10:45 M1.8
1/13 20:21 C2.9
10:54 C1.8
1/12 --- ---

黒点  1/14 (NOAA)
磁場 フレア
2924 11 βγ ---
2925 1 α ---
2926 6 β ---
2927 1 α ---
2928 3 β ---
2929 2 β ---
2930 4 β ---
2931 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 355 +0.3
-2 h 362 +4.7
-4 h 370 +5.4
-6 h 361 +2.9
-8 h 372 -0.9
-10 h 472 -2.0
-12 h 496 +0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 0 -/ -
-2 h -1 -/ -
-4 h 1 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 4x10^1
1/14 0.7 2x10^2
1/13 0.8 2x10^2
1/12 0.7 2x10^2
1/11 0.7 2x10^2
1/10 0.8 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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SUVI131 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 1/ 9 14:46 太陽風の速度がやや高まり、磁気圏の活動も一時的に強まりました。
2022/ 1/10 13:07 太陽風の速度は平均的な状態に戻っています。太陽は穏やかです。
2022/ 1/11 13:29 太陽風は平均的な速度で、穏やかに推移しそうです。
2022/ 1/12 12:55 太陽風はやや低速になっています。
2022/ 1/13 12:27 太陽の向こう側でフレアが発生し、CMEも飛び出しています。
最新のニュース

2022/ 1/14 12:50 更新
M1.8の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。

担当 篠原

太陽の北東の端(左上)の向こう側から、
活動的な領域が近づいています。
昨夜にC2.9、今朝はC1.3と小規模フレアが発生し、
先ほど、14日11時(世界時14日2時)に、
M1.8の中規模フレアが発生しました。

Mクラスのフレアの発生は、1日のM1.1以来で、
およそ2週間ぶりです。

フレアの様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
これを見ると、フレアが発生した領域はまだ向こう側にある様です。
磁場写真では、磁場の強まりが見え始めているので、
この後、黒点が姿を現すかもしれません。
今後の活動に注目して下さい。

太陽面は、群番号のついた黒点が3つ増えて、
全体で8群になっています。



太陽風は、速度のグラフが乱れていますが、
ACE衛星を参照すると、400km/秒台を割っていて、
後半で見えている様に
350〜370km/秒の低速風になっている様です。
磁場強度は、5nTから7nTへ少し上がっています。

磁気圏は穏やかで、
AE指数は小規模の変化が1回発生しているだけです。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールが太陽の中心部に見えています。
2日後くらいからこの領域の影響で、
太陽風の速度が高まるかもしれません。




北東の端で発生したM1.8の中規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。