宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:54)
昨日、C1.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/23 --- ---
7/22 04:50 C1.3
7/21 --- ---

黒点  7/23 (NOAA)
磁場 フレア
2842 4 β ---
2845 4 β C1
2846 4 β ---
2847 1 α ---
2848 2 β ---
2849 2 α C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 409 +2.0
-2 h 409 +0.3
-4 h 429 +2.3
-6 h 432 +2.5
-8 h 435 +2.7
-10 h 429 -1.5
-12 h 436 -0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -9 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -26 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
7/23 0.8 2x10^2
7/22 0.8 3x10^2
7/21 0.9 2x10^2
7/20 0.9 4x10^2
7/19 0.8 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
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SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
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衛星陽子 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 7/18 10:19 太陽の向こう側でCMEが続いています。太陽風は平均的な状態です。
2021/ 7/19 12:31 太陽の2844群は緯度の高い珍しい黒点群です。太陽風はやや低速になっています。
2021/ 7/20 12:38 太陽の南東の端から活動的な領域が近づいています。太陽風の速度は少し高まっています。
2021/ 7/21 12:18 太陽風の速度が500km/秒に高まっています。
2021/ 7/22 12:19 太陽風は平均的な状態です。太陽に黒点が増えています。
最新のニュース

2021/ 7/23 12:54 更新
太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、450km/秒へ少し上がり、
400km/秒へ戻る小幅の変化をしています。
磁場強度は、7nTから4nTへ下がっています。
太陽風は、全体としては平均的な状態です。

磁場の南北成分は、昨日のニュースの後から、
-5nTを少し超えるくらいの南向きの状態がしばらく続き、
グラフの中盤以降は0nT付近で変化するようになっています。

この影響で磁気圏の活動も一時的に高まり、
AE指数は、500nTから最大で1200nTに達する中規模の変化が
8時間ほど続いています。
その後は変化が小さくなり、磁気圏は穏やかになっています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
太陽の北東側(左上)に縦に細長くコロナホールが伸びています。
4〜5日後の太陽風に影響が見られるかもしれません。
27日周期の図で、
前周期の6月30日に始まっている太陽風速度の高まりの回帰です。
前回は、3日ほど速度が高まっています。


太陽は、6つの黒点群が見えていますが、
西端の2842群、2845群は沈みかけています。

X線グラフは、Bクラスの小さい変化があるだけで、
太陽は穏やかです。

太陽の向こう側で活発に活動が発生していましたが、
その勢いは既に失われている様です。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。