宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:07)
今日、C7.2の小規模フレアが発生しました。
また、M1.7の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/25 11:54 C3.2
03:41 C6.1
02:02 C7.2
00:40 C7.2
9/24 23:23 C3.8
22:10 C5.0
21:07 C4.3
15:41 C3.0
14:26 C1.9
13:35 C4.2
08:16 C3.6
02:51 M1.7
9/23 22:57 C5.6
20:30 C7.2
18:30 C2.7
17:34 C2.8
14:28 C3.4
13:54 C5.0
13:18 C2.6
12:33 C6.0
08:58 C3.5

黒点  9/25 (NOAA)
磁場 フレア
3102 3 β ---
3105 24 β ---
3107 17 βγ C7
3108 7 β ---
3109 6 β C7
3110 11 β M2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 389 +0.9
-2 h 398 -0.8
-4 h 416 +0.6
-6 h 434 -0.8
-8 h 440 -0.8
-10 h 446 -2.2
-12 h 443 -3.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -15 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -22 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -24 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 1x10^3
9/25 0.8 3x10^3
9/24 0.7 1x10^3
9/23 0.7 9x10^2
9/22 0.8 5x10^2
9/21 0.8 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 9/20 13:56 太陽の南東の端の活動が続いています。太陽風は高速です。
2022/ 9/21 12:37 太陽風は500km/秒と高速です。3102黒点群でフレアが続いています。
2022/ 9/22 13:11 太陽の南東部でフレアが続いています。太陽風は平均的な速度に下がっています。
2022/ 9/23 13:00 太陽風は平均的な速度で、磁気圏は穏やかです。Cクラスのフレアが続いています。
2022/ 9/24 13:11 太陽で左右にプロミネンスが噴出しています。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2022/ 9/25 13:07 更新
Cクラスのフレアが頻繁に発生しています。太陽風はやや低速です。

担当 篠原

太陽は、南東(左下)の3107黒点群と、
北東(左上)の3110群でフレアの発生が続いています。
25日1時(世界時24日16時)に3107群でC7.2、
3110群では、25日2時(世界時24日17時)にC7.2、
25日3時班(世界時25日18時班)にC6.1など、
小規模フレアが次々と発生しています。

3107群の活動の様子を、
SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
3110群でも同様の活動が発生しています。
引き続き、フレアの発生に注目して下さい。

また、太陽の南東の端で、
今朝、25日5時(世界時24日20時)頃から、
プロミネンス噴出が発生しています。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。
巨大なコロナの帯が宇宙空間へ飛び出しています。

SOHO衛星LASCO C2では、
CME(コロナ質量放出)が観測されています。
地球に対しては横方向の噴出なので、影響はありません。

LASCO C2では、昨夕、24日17時(世界時24日8時)頃にも、
太陽の右下に飛び出すCMEが撮影されていますが、
これは、太陽の向こう側の現象の様です。


太陽風は、速度が430km/秒から390km/秒へ下がり、
やや低速になっています。
磁場強度は、5nT前後で平均的な状態です。

磁場の南北成分は、南寄りから0nT付近に傾向が変化しています。
このため、磁気圏の活動は次第に穏やかになり、
AE指数は、途中まで500nT程度の中規模の変化が発生していますが、
最後は変化がなくなって、静かになっています。

SDO衛星AIA193では、
南半球のコロナホールが南西側(右下)に進んでいます。
緯度が高めですが、この後どの程度の影響がやって来るでしょうか。



3107黒点群のフレアの様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の南西端で発生したプロミネンス噴出。GOES衛星SUVI 304。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。