宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:40)
今日、C3.7の小規模フレアが発生しました。
また、M3.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/24 12:58 C3.7
04:19 C2.6
4/23 14:56 C1.9
07:00 C2.4
4/22 22:40 C3.7
22:17 M3.4
21:11 C3.6
13:54 M1.1
12:18 C7.7
06:00 C7.1
02:21 C3.1

黒点  4/24 (NOAA)
磁場 フレア
2991 2 α ---
2993 10 β M3
2994 22 β C7
2995 7 β ---
2996 3 β C1
2997 3 β ---
2998 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 472 -0.1
-2 h 493 +3.3
-4 h 488 +1.4
-6 h 486 -1.1
-8 h 477 +0.3
-10 h 480 -1.3
-12 h 483 +3.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 8 -/ -
-2 h -1 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -20 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 2x10^2
4/24 0.7 1x10^3
4/23 0.7 7x10^2
4/22 0.7 4x10^2
4/21 0.7 6x10^3
4/20 0.8 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 4/19 13:47 太陽でフレアの発生が続いています。太陽風は高速です。
2022/ 4/20 13:53 太陽の南西の端でX2.2の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2022/ 4/21 12:58 M9.6の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度です。
2022/ 4/22 12:38 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風はやや高速になっています。
2022/ 4/23 13:40 2993黒点群でフレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2022/ 4/24 13:40 更新
太陽のフレアは落ち着いています。太陽風の速度が高まっています。

担当 篠原

昨日のニュース以降、太陽の活動は落ち着いていて、
2993、2994黒点群でC1〜2の小規模フレアが7回と、
つい先ほど、24日13時(世界時24日4時)に、
2933群でC3.7の小規模フレアが発生した程度です。

可視光写真では、南東の端(左下)から新しい黒点が現れています。
STEREO Ahead衛星によると、
この向こう側にも活動的な領域がある様で、
続いて黒点が現れる可能性があります。
注目してください。


太陽風は、グラフの値が不安定で読み取りにくいのですが、
速度は500km/秒程度に高まっている様です。
3日ほど前に太陽の中心部に見えていた
小さいコロナホールの影響かもしれません。

磁場強度は5nTと平均的な状態です。
南北成分は、ゆっくりと南北に変化しています。
南向きになったところで、
AE指数に500〜1000nTの中規模の変化が発生しています。

太陽風速度の高まりは、この後どの様に推移するでしょうか。
今日のSDO衛星AIA193では、
太陽の南東(左下)のコロナホールが良く見える様になっています。
5日後くらいにこの領域の影響が始まりそうです。




2993、2994黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。