宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:10)
今日、C2.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/28 11:28 C1.4
10:28 C2.5
1/27 --- ---
1/26 19:21 C1.6
16:26 C7.2
08:41 C9.9
07:40 C2.1

黒点  1/28 (NOAA)
磁場 フレア
2934 1 α ---
2935 3 β ---
2936 18 β C3
2937 10 β ---
2938 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 500 -0.1
-2 h 520 +0.6
-4 h 513 +0.9
-6 h 486 +0.5
-8 h 472 -0.8
-10 h 438 -1.2
-12 h 451 +1.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -16 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h 9 -/ -
-12 h 3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 1x10^2
1/28 0.6 4x10^2
1/27 0.8 2x10^2
1/26 0.7 6x10^2
1/25 0.8 1x10^4
1/24 0.8 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
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AIA193動画 (SDO)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 1/23 13:16 フィラメント噴出が発生しています。太陽風はやや低速です。
2022/ 1/24 13:14 太陽風は低速になっています。太陽の東端から活動的な領域が近づいています。
2022/ 1/25 13:34 太陽風は低速の状態が続いています。新しい黒点が現れています。
2022/ 1/26 13:24 太陽風の速度はやや高速になり、磁気圏の活動も強まりました。
2022/ 1/27 14:15 太陽風はやや高速の状態が続いています。
最新のニュース

2022/ 1/28 13:10 更新
高速太陽風が始まっています。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

昨日のニュース以降450km/秒前後で推移していた太陽風の速度は、
今日の未明から上昇を始め、
今朝くらいに500km/秒に達して高速の状態になっています。
磁場強度は4nTから6〜8nTにやや強まり、
グラフの最後は3nTへ下がってやや弱くなっています。

磁気圏の活動は、
磁場が強まった頃に南向きの変化が発生して、
AE指数で600nTの中規模の活動が発生していますが、
以降は変化が見られなくなっています。

SDO衛星AIA193で太陽の西側に進んでいた
コロナホールの影響がやって来た様です。

コロナホールの横の広がりは小さいのですが、
27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は1月1〜3日にかけて速度の高まりが続いていて、
今回も速度の高まりがしばらく続くかもしれません。
注目して下さい。


太陽は、北東の2936黒点群の活動が少し強まって、
28日10時半から11時半(世界時28日1時半から2時半)にかけて、
C2.5、C1.4、C1.1と小規模のフレアが3回発生しています。
黒点も昨日より大きくなっています。
この後の活動に注目して下さい。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。