宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:59)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/18 --- ---
10/17 --- ---
10/16 --- ---

黒点 10/18 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 327 +0.9
-2 h 335 -1.7
-4 h 340 -6.6
-6 h 344 -7.4
-8 h 351 -5.1
-10 h 347 -7.5
-12 h 350 -5.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -51 -/ -
-2 h -38 -/ -
-4 h -39 -/ -
-6 h -34 -/ -
-8 h -32 -/ -
-10 h -24 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^1
10/18 0.6 4x10^2
10/17 0.7 8x10^2
10/16 0.8 9x10^2
10/15 0.7 2x10^3
10/14 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/10/13 13:05 太陽風は平均的な状態に戻り、磁気圏の活動も落ち着いています。
2021/10/14 13:53 太陽風は平均的な状態が続いています。新しい黒点が現れています。
2021/10/15 13:24 太陽風は低速になっています。現在の磁気圏は穏やかです。
2021/10/16 14:10 太陽風は低速の状態が続いています。太陽は無黒点になるかもしれません。
2021/10/17 14:22 太陽風は平均的な速度です。磁気圏は静穏です。
最新のニュース

2021/10/18 12:59 更新
太陽風は低速になっています。新しい黒点が現れています。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒から330km/秒へ下がり、
低速の風に変わっています。
9nTにやや強まっていた磁場強度は、
今朝くらいに10nTを超え、現在は13nTに強まっています。

磁場の南北成分は、
昨日のニュースの頃は北向きでしたが、
その後、南向きに切り替わり、
-8nT程度の南向きの状態が今朝まで続きました。
このため、磁気圏の活動は強まり、
AE指数のグラフは、
途中から500〜800nTの中規模の変化が
連続するようになっています。

現在の太陽風磁場南北成分は0nT付近になり、
南向きの変化が見られなくなっています。
磁気圏の活動は次第に弱くなりそうです。

SDO衛星AIA193ではコロナホールが西に進み、
地球に影響が及び始める目安の位置に近付いています。
今後は、太陽風速度の上昇にも注目してください。


太陽は、南東の端(左下)から新しい黒点が現れています。
今のところ活動は特に見られず、
比較的穏やかな状態の様です。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。