宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:32)
昨日、C7.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/25 --- ---
12/24 20:36 C5.2
19:02 C4.2
16:48 C3.7
16:03 C5.5
15:05 C5.8
12:24 C7.4
11:31 C5.1
12/23 18:07 C2.6
17:04 C2.1
16:22 C2.0
12:20 C2.5
08:45 C1.9
07:09 C2.0
02:58 C8.8

黒点 12/24 (NOAA)
磁場 フレア
2907 17 βγ C9
2908 10 β C6
2909 2 α ---
2911 1 α ---
2912 1 α ---
2915 2 β ---
2916 7 β C1
2917 7 β C7
2918 6 β C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:53 432 +0.1
-2 h 454 +1.1
-4 h 427 -1.8
-6 h 432 -1.3
-8 h 422 -1.9
-10 h 428 -1.6
-12 h 416 -0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 1 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h 2 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h -1 -/ -
-12 h 4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^3
12/25 0.8 3x10^3
12/24 0.8 4x10^3
12/23 0.9 3x10^3
12/22 0.7 2x10^3
12/21 0.8 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/12/20 12:55 高速太陽風が到来しています。 Cクラスフレアが続いています。
2021/12/21 14:01 M1.8の中規模フレアが発生しました。太陽風の速度は更に高まっています。
2021/12/22 13:24 活発にフレアが発生しています。高速太陽風が続いています。
2021/12/23 13:54 フレアの発生が続いています。太陽風は高速の状態が続いています。
2021/12/24 12:11 高速太陽風は、速度が下がり始めています。
最新のニュース

2021/12/25 12:32 更新
Cクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な速度に下がっています。

担当 篠原

太陽では、Cクラスのフレアが続いています。
昨日のニュース以降、
C7.4、C5.7、C5.5、C4.2、C5.2などのフレアと
C1〜3のフレアが7回ほど発生しています。
フレアを起こしているのは、2907、2908、2917黒点群です。

2907、2908群は既に太陽の西の端(右端)に近く、
この後、沈んで見えなくなります。
東端(左端)から活動的な領域が現れていますが、
太陽の活動はどうなるでしょうか。


太陽風は、昨日のニュースの後に500km/秒台を割り、
現在は430km/秒前後と平均的な速さに戻っています。
磁場強度も4nTと平均的な状態です。
高速の太陽風は、4日ほど続きました。

磁場の南北成分は、南寄りに変化をしています。
磁気圏では小規模の活動が見られ、
AE指数では200〜300nTの変化が発生しています。

SDO衛星AIA193では、
北極から伸びるコロナホールが西に進んでいます。
この領域の影響はどの程度になるでしょうか。




今日、明日と宇宙天気ニュースを外部で運用しています。
フレア検出などのリアルタイムの処理が停止していて、
ページ左側の数値もニュースを書いた時点の値で停止しています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC





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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。