宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:45)
昨日、M1.2の中規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/18 --- ---
12/17 21:57 C2.3
09:37 M1.2
08:35 C3.0
05:31 C2.9
04:50 C2.3
00:23 C3.3
12/16 22:18 C2.0

黒点 12/18 (NOAA)
磁場 フレア
2906 7 β ---
2907 19 βγ C2
2908 18 βγ ---
2909 6 β C3
2910 5 β ---
2911 4 β M1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 354 +1.6
-2 h 363 -0.4
-4 h 364 +0.3
-6 h 377 -0.9
-8 h 377 -0.1
-10 h 379 +1.8
-12 h 377 -0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
-:- - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 6x10^1
12/18 0.7 2x10^2
12/17 0.8 4x10^2
12/16 0.7 2x10^2
12/15 0.7 2x10^2
12/14 0.8 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/12/13 13:09 黒点が増えています。太陽風は低速の状態です。
2021/12/14 13:04 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2021/12/15 12:52 C6.0の小規模フレアが発生しました。太陽の東端に黒点が並んでいます。
2021/12/16 13:15 Cクラスのフレアが続いています。高速太陽風が到来しています。
2021/12/17 13:23 M1.2の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度に戻っています。
最新のニュース

2021/12/18 12:45 更新
太陽風は低速になっています。Cクラスのフレアが続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨日のニュース以降もゆっくりと下がり、
現在は350km/秒と低速の風になっています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。

磁場の南北成分は0nT付近で小さく変化しています。
速度も下がっているため、磁気圏は穏やかです。
NOAA/SWPCのK指数のグラフは、小さい値で推移しています。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中心部にコロナホールが見えています。
3日後の21日頃から太陽風速度の高まりが始まりそうです。


太陽では、
北東(左上)の2911黒点群でC1〜2の小規模フレアが5回、
南東(左下)の2907、2909群でC1〜2のフレアが2回と、
規模は小さいですが、活動が続いています。

また、南東の端の向こう側でもフレアが起きていて、
C1.3として観測されています。

引き続き、活動に注目して下さい。




磁気圏の活動度を示すK指数の推移(図は3日幅)。
(c) NOAA/SWPC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。