宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:25)
今日、M1.0の中規模フレアが発生しました。
また、M1.3の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/27 08:09 C2.1
00:46 M1.0
10/26 23:19 C1.2
20:14 C4.8
18:42 C5.0
14:58 C7.8
11:41 M1.3
10:43 C3.5
09:50 C9.3
06:56 C4.6
04:49 C8.5
10/25 --- ---

黒点 10/27 (NOAA)
磁場 フレア
2886 1 α ---
2887 20 β C8
2888 1 α ---
2889 4 β C4
2890 5 β ---
2891 4 β M1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 404 +2.0
-2 h 385 +0.4
-4 h 385 +2.3
-6 h 325 +3.0
-8 h 344 -3.2
-10 h 332 +3.2
-12 h 350 +2.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 6 -/ -
-2 h 11 -/ -
-4 h 14 -/ -
-6 h 15 -/ -
-8 h 16 -/ -
-10 h 11 -/ -
-12 h 13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
10/27 0.7 4x10^2
10/26 0.7 3x10^2
10/25 0.8 2x10^2
10/24 0.7 2x10^2
10/23 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/10/22 11:11 高速太陽風は速度が下がり始めています。
2021/10/23 13:27 太陽風は平均的な速度に戻っています。
2021/10/24 14:31 太陽風は低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2021/10/25 12:44 低速の太陽風が続いています。
2021/10/26 13:59 太陽の東端の向こう側でフレアが連続しています。
最新のニュース

2021/10/27 13:25 更新
太陽の北東端から黒点が現れました。M1.0の中規模フレアが発生しています。

担当 篠原

昨日Mフレアを起こした領域が太陽の北東の端から現れ、
2891黒点群と番号が付けられています。

昨日のニュース以降も、
夕方から夜にかけて、C5.0、C4.8、C3.1の小規模フレアを起こし、
27日0時半(世界時26日15時半)には、
M1.0の中規模フレアが発生しています。
その後は落ち着いた状態になっていて、
今朝、C1.2、C2.1の小規模フレアが発生した程度です。

SDO衛星AIA171による動画を掲載します。
昨日の活動の高まり以降の様子です。

2891群が再び活動を強めるかどうか、
この後も注目してください。


太陽風は、350km/秒の低速の状態から、
グラフの最後で400km/秒と平均的な速度に上がっています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態です。

磁気圏は静穏で、
AE指数は小さい変化が時々発生する程度です。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見られません。
この後、太陽風の速度がどの様に推移するか、
注目してください。




SDO衛星AIA171による、2891黒点群の活動。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。