宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:46)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/21 --- ---
9/20 --- ---
9/19 10:05 C1.6

黒点  9/21 (NOAA)
磁場 フレア
2871 6 β C2
2872 7 β ---
2873 8 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:33 332 +2.0
-2 h 330 +1.3
-4 h 322 -1.8
-6 h 309 -0.7
-8 h 307 -0.3
-10 h 310 +1.0
-12 h 315 +2.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -5 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 3x10^1
9/21 0.7 2x10^2
9/20 0.8 2x10^2
9/19 0.9 2x10^2
9/18 0.8 2x10^2
9/17 0.7 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 7日 (DSCOVR)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 9/16 13:20 太陽風は低速になり、磁気圏は穏やかです。太陽は無黒点です。
2021/ 9/17 12:36 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽は無黒点です。
2021/ 9/18 09:48 太陽風磁場は更に強まっています。太陽の向こう側でフレアが発生しています。
2021/ 9/19 11:01 太陽の南東から新しい黒点が現れています。太陽風は平均的な状態です。
2021/ 9/20 12:38 太陽風は低速になっています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2021/ 9/21 12:46 更新
太陽に5つの黒点群が見えています。太陽風は低速で磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

しばらく前から、ニュースの左の「リアルタイムデータ」の欄に、
太陽写真というリンクを加えています。
このページでは、太陽写真やフレア、黒点群などの情報を
まとめて表示しています。
どうぞご覧下さい。
個人的には「4種」の表示が気に入っています(自画自賛です・・・)。



太陽がにぎやかになっています。
北半球に2872、2873黒点群が現れ、
(この2群は、昨日のニュースの写真で既に見えていました)
南半球も、今朝のNOAAの報告書には記されていませんが、
2か所に黒点が現れています。

X線グラフでは、
Bクラスの小さいフレアが頻繁に発生しています。
南東(左下)の2871群で発生している様です。

この後、活動が強まる領域が現れるでしょうか。


太陽風は、速度が300km/秒から330km/秒へ少し上がっていますが、
低速の風が続いています。
磁場強度は、5nTと平均的な値になっています。

磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化がありません。

SDO衛星AIA193を見ると、
太陽の南半球の中心部にコロナホールが大きく広がっています。
今、この領域から地球の方向へ速度の高い太陽風が
吹き出しているところです。
地球へ到来するまで3日程度かかると考えると、
24日には太陽風は高速風に変わっている可能性があります。
変化の始まりはもう少し早く、23日頃になりそうです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。