宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/14 --- ---
7/13 --- ---
7/12 --- ---

黒点  7/14 (NOAA)
磁場 フレア
2842 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 327 -2.4
-2 h 322 +1.2
-4 h 335 +1.0
-6 h 324 -0.5
-8 h 317 -2.5
-10 h 322 -1.0
-12 h 327 -1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -2 -/ -
-2 h 2 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -4 -/ -
-10 h 2 -/ -
-12 h 1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 2x10^1
7/14 0.8 2x10^2
7/13 0.7 1x10^2
7/12 0.7 2x10^2
7/11 0.8 2x10^2
7/10 1.0 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 7/ 9 13:03 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
2021/ 7/10 13:13 太陽の北西の端の向こう側でCクラスフレアが3回発生しました。
2021/ 7/11 14:46 太陽風は平均的な速度です。太陽の北東に黒点が現れています。
2021/ 7/12 12:29 太陽風は低速になっています。高速太陽風が近付いています。
2021/ 7/13 12:52 太陽風は低速の状態が続いています。
最新のニュース

2021/ 7/14 13:31 更新
太陽風は低速の風が続いています。太陽の向こう側でCMEが発生しています。

担当 篠原

太陽風は、330km/秒前後と低速の風が続いています。
磁場強度も5nTから3nTへ下がり、やや弱くなっています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真で
南半球に広がっているコロナホールの影響は、
到来しないまま推移しています。
27日周期の図を見ると、
前周期の高速風の到来のタイミング(6月15日)から
2日近く過ぎています。

このまま低速の状態が続くのか、
これから速度の高まりが始まるのか、
引き続き注目してください。
コロナホールの広がりから考えると、
ある程度の影響は来る様に思うのですが。

磁気圏は静穏で、
AE指数は小さい変化が見られる程度です。


太陽は、向こう側で活発な活動が続いています。
昨日もCME(コロナ質量放出)のことを書きましたが、
今朝も規模の大きいCMEが発生しています。
太陽を左斜めから観測しているSTEREO Ahead衛星の
COR2による動画を掲載します。

地球側の太陽面では、
2841黒点群は見えなくなり、
南西側(右下)と2842群の左側に新しい黒点が現れています。

X線グラフは、
Bクラスの小さい変化が1回起きているだけです。




太陽の向こう側で発生したCME。STEREO Ahead衛星COR2。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。