宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:56)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/13 --- ---
6/12 --- ---
6/11 --- ---

黒点  6/13 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 489 +0.1
-2 h 466 -2.7
-4 h 473 -4.3
-6 h 451 +1.9
-8 h 456 +5.1
-10 h 409 -0.9
-12 h 413 -2.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -23 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h 3 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h 2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
6/13 0.7 2x10^2
6/12 0.7 1x10^2
6/11 0.8 2x10^2
6/10 1.0 1x10^2
6/ 9 0.7 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
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X線3日1日 (GOES)
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SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 6/ 8 13:13 高速の太陽風が到来し、磁気圏の活動もやや高まっています。
2021/ 6/ 9 13:01 太陽風は平均的な速度に戻っています。5月の黒点相対数は 21.2 でした。
2021/ 6/10 13:31 太陽の西端の向こう側でフレアが発生し、CMEも噴出しています。
2021/ 6/11 12:57 太陽風の磁場が南向きに振れて、磁気圏の活動を高めそうです。
2021/ 6/12 14:03 太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏の活動が高まっています。
最新のニュース

2021/ 6/13 12:56 更新
太陽風の速度が500km/秒近くに高まっています。

担当 篠原

昨夜から太陽風の速度が上昇を始め、
昨日の330km/秒の低速風から、
現在は490km/秒と高速の状態に変わっています。

太陽の南半球に見えているコロナホールの影響が、
2〜3日後から始まりそうだと考えていましたが、
その影響はもっと手前まで広がっていたのかもしれません、

磁場強度は、9nTから5nTに下がり、
平均的な状態に戻っています。
南北成分は、
速度が高まる頃から南向きにも変化するようになり、
AE指数のグラフは、
最後で500nTの中規模の変化が発生しています。

この後も太陽風磁場の南向きの変化が見られれば、
速度が高まっているので、磁気圏の活動も活発になるでしょう。

現在もSDO衛星のWebページが停止しているので、
GOES衛星SUVI 195の写真を掲載します。
太陽の南半球でコロナホールが縦に大きく広がっています。
現在、この領域から地球の方向へ高速の太陽風が吹き出しているので、
3〜4日後にかけて、太陽風はもう一段強まるかもしれません。


太陽は、NOAAの報告書では無黒点になっています。
昨日見えいていた小さい黒点は、消えてしまった様です。

X線グラフは変化がなく、太陽は穏やかです。




GOES衛星SUVI 195による太陽コロナ写真。
(c) GOES (NOAA)


DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。