宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:44)
今日、C8.6の小規模フレアが発生しました。
また、M3.9の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 9 03:27 C8.6
5/ 8 21:34 C1.5
03:45 M3.9
5/ 7 --- ---

黒点  5/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
2822 7 β M4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 306 +1.2
-2 h 317 +1.5
-4 h 312 +2.7
-6 h 319 +1.0
-8 h 321 +1.4
-10 h 317 +1.3
-12 h 322 +1.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 11 -/ -
-2 h 13 -/ -
-4 h 9 -/ -
-6 h 11 -/ -
-8 h 11 -/ -
-10 h 7 -/ -
-12 h 2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 6x10^1
5/ 9 0.6 3x10^2
5/ 8 0.7 3x10^2
5/ 7 0.7 3x10^2
5/ 6 0.7 3x10^2
5/ 5 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 5/ 4 12:50 太陽風はやや高速になっています。磁気圏は穏やかです。
2021/ 5/ 5 13:31 太陽風は平均的な速度です。太陽は無黒点が続いています。
2021/ 5/ 6 13:07 太陽の東端の向こう側でフレアが発生しています。太陽風は低速になっています。
2021/ 5/ 7 12:21 太陽の東端から黒点が現れました。低速の太陽風が続いています。
2021/ 5/ 8 13:31 M3.9の中規模フレアが発生しました。CMEも噴出しています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2021/ 5/ 9 13:44 更新
C8.6の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

今日未明、9日3時半(世界時8日18時半)に、
太陽の北東の2822黒点群で、
C8.6の小規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131による動画を掲載します。

2822黒点群は、
この6時間前にもC1.5の小規模フレアを起こしています。

SDO衛星による2822黒点群の拡大写真を掲載します。
引き続き、この領域の活動に注目してください。

昨日発生したM3.9フレアに伴って発生した
CME(コロナ質量放出)について、
SOHO衛星による動画を掲載します。
CMEのガスは太陽の左上に向かって飛び出しています。
地球への影響はないでしょう。


太陽風は、310km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。

磁気圏は静穏で、
AE指数は、小規模の変化が1回起きているだけです。

SDO衛星AIA193では、
太陽の低緯度域にコロナホールは見られず、
穏やかな太陽風が続きそうです。




2822黒点群で発生したC8.6の小規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2022黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


昨日のM3.9フレアに伴って発生したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。