宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:53)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/14 --- ---
4/13 --- ---
4/12 --- ---

黒点  4/14 (NOAA)
磁場 フレア
2814 6 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 380 +3.3
-2 h 382 +3.0
-4 h 374 +2.7
-6 h 367 +2.0
-8 h 358 +1.9
-10 h 354 +0.4
-12 h 352 -0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 11 -/ -
-2 h 8 -/ -
-4 h 5 -/ -
-6 h 7 -/ -
-8 h 10 -/ -
-10 h 15 -/ -
-12 h 8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^1
4/14 0.7 2x10^2
4/13 0.7 4x10^2
4/12 0.7 1x10^2
4/11 0.7 1x10^2
4/10 0.8 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 4/ 9 11:23 太陽風は平均的な速度に下がっています。太陽は無黒点です。
2021/ 4/10 13:31 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。
2021/ 4/11 13:18 低速の太陽風が続いています。太陽に小さい黒点が現れています。
2021/ 4/12 12:31 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2021/ 4/13 13:13 Bクラスの小さいフレアが発生しています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2021/ 4/14 12:53 更新
太陽風はやや低速です。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、360km/秒から380km/秒に少し上がり、
やや低速の状態です。
磁場強度は、5nT前後と平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
南寄りから北寄りに傾向が変化しています。
太陽風の速度が下がっているので、
磁気圏は基本的には穏やかですが、
AE指数のグラフは、
南寄り磁場の影響で小規模の変化が途中まで続き、
その後は北寄りに変わったので、変化はなくなっています。

SDO衛星AIA193では、
南半球のコロナホールが太陽の中心線に近づいています。
1枚目の図で、以前の周期と比較します。
すると、コロナホールの位置は左側に動いていて、
太陽の中心線に達するタイミングが遅くなっています。

このため、27日周期の図の
前周期の3月20日に到来している高速太陽風は、
今回は始まりが1〜2日程度遅れて、
17日か18日くらいになるかもしれません。
今週の後半にかけて注目してください。


太陽は、2814黒点群が見えていますが、
X線グラフの変化はなくなっていて、
活動は穏やかです。




2周期前(54日前)、1周期前(27日前)、現在のコロナホールの様子。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。