宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:34)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/17 --- ---
2/16 --- ---
2/15 --- ---

黒点  2/17 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 436 -0.3
-2 h 415 +1.6
-4 h 420 +2.9
-6 h 420 +4.8
-8 h 431 +5.7
-10 h 432 -1.2
-12 h 396 +1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -15 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -24 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
2/17 0.7 2x10^2
2/16 0.7 3x10^2
2/15 0.7 2x10^2
2/14 0.7 2x10^2
2/13 0.7 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 2/12 14:11 低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点です。
2021/ 2/13 12:52 太陽に第24期の小さい黒点が現れています。太陽風の速度が少し高まっています。
2021/ 2/14 12:38 太陽風は520km/秒に高まりました。現在は少し下がっています。
2021/ 2/15 14:08 太陽風は320km/秒の低速風になっています。磁気圏も穏やかです。
2021/ 2/16 13:28 太陽風は低速の状態が続いています。太陽は無黒点です。
最新のニュース

2021/ 2/17 13:34 更新
太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏の活動が高まりました。

担当 篠原

昨日のニュースの頃、
太陽風磁場の南北成分は、
-5nTと南向きにやや強まっていたのですが、
この状態が全体で6時間ほど続きました。
速度は350km/秒と低速だったのですが、
磁気圏の活動は強まって、
AE指数で500nTから、1000nTを超える規模の
変化が発生しています。
極域では活発なオーロラの活動が
見られたのではないでしょうか。

太陽風の速度は、今日に入る頃に400km/秒台に上がり、
現在は420km/秒前後で推移しています。
しかし、磁場の南北成分は、
速度が高まった頃から北寄りに傾向が変わり、
AE指数の変化は見られなくなっています。

太陽風速度の高まりは、
SDO衛星AIA193で北半球側に見えていた
コロナホールの影響がやって来たのかもしれません。

今日のAIA193では、
中央部の南東側(左下)のコロナホールが目立っています。
4〜5日後くらいから影響が始まる可能性があります。
27日周期の図では、
前周期の1月25日に速度の高まりが始まっています。
この変化の回帰に相当するでしょう。


太陽は今日も無黒点です。

北東の端(左上)から活動的な領域が近づいています。
SDO衛星AIA193では、
明るい領域が見え始めています。
X線グラフの強度が少し上がっているのも、
この領域の影響かもしれません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。