宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:38)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/14 --- ---
2/13 --- ---
2/12 --- ---

黒点  2/14 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 474 -2.2
-2 h 463 -1.8
-4 h 466 -0.8
-6 h 476 -2.7
-8 h 481 -1.4
-10 h 484 +0.5
-12 h 492 +1.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -18 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
2/14 0.7 2x10^2
2/13 0.7 4x10^2
2/12 0.7 4x10^2
2/11 0.7 4x10^2
2/10 0.7 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 2/ 9 13:17 太陽風の速度は下がりかけています。小さい黒点が現れています。
2021/ 2/10 13:08 太陽風は平均的な状態に戻っています。磁気圏も穏やかです。
2021/ 2/11 12:49 太陽風は低速になっています。B5.7の小さいフレアが発生しました。
2021/ 2/12 14:11 低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点です。
2021/ 2/13 12:52 太陽に第24期の小さい黒点が現れています。太陽風の速度が少し高まっています。
最新のニュース

2021/ 2/14 12:38 更新
太陽風は520km/秒に高まりました。現在は少し下がっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨日のニュースのすぐ後に500km/秒に高まり、
高速の状態になりました。
夕方にかけて520km/秒くらいまで高まり、
その後は少しずつ低下して、
現在は470km/秒とやや高速くらいになっています。
昨日は10nTに高まっていた磁場強度も、
現在は5nTと平均的な値に下がっています。

太陽風磁場の南北成分は、
南向きに強まる変化が一時的に発生していますが、
以降は0nT付近か弱い南寄りになっています。
AE指数も、800nTの高まりが1度起きていますが、
以降は基本的に穏やかな状態です。

SDO衛星AIA193では、南半球のコロナホールに続いて、
北極から縦に伸びるコロナホールが西半球側に進んでいます。
今度はこちらからの影響が始まる可能性があります。
太陽風の速度は下がりかけていますが、
引き続き変化に注目してください。


太陽は、昨日、東端近くに見えていた小さい黒点は、
その後見えなくなっています。
一方、南半球側では、SDO衛星AIA193の
中央部の南側で明るく見えている領域に一時的に黒点が現れ
(9〜11日のニュースで小さい黒点が見えていた領域です)、
現在は南東(左下)の明るい領域に小さい黒点が見えています。

このところ、小さい黒点は現れますが、
群番号が付くような規模になかなかなりません。
2月に入って群番号が付けられたのは、
2月3日の2801群だけです。

X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。