宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:54)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/26 --- ---
11/25 --- ---
11/24 --- ---

黒点 11/26 (NOAA)
磁場 フレア
2612 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:45 676 -2.8
-2 h 671 +0.5
-4 h 672 +2.4
-6 h 670 -1.1
-8 h 673 -2.9
-10 h 652 +0.5
-12 h 665 -1.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
11/26 0.4 3x10^4
11/25 0.4 7x10^3
11/24 0.5 8x10^2
11/23 0.5 5x10^2
11/22 0.4 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/11/21 14:16 太陽風は350km/秒前後の低速風が続いています。
2016/11/22 16:07 太陽風の磁場が強まり、高速風の到来が近付いています。
2016/11/23 08:55 太陽風は速度が上がり始め、磁気圏の活動もやや高まっています。
2016/11/24 12:27 高速の太陽風は一旦終わり、平均的な速度に戻っています。
2016/11/25 14:07 太陽風の速度は700km/秒に高まり、磁気圏の活動も強まっています。
最新のニュース

2016/11/26 11:54 更新
600km/秒台後半の高速太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。

担当 篠原

高速の太陽風が続いています。
太陽風の速度は、昨日以降670km/秒前後で推移しています。
磁場強度は、10nTから5nTヘゆっくりと下がっています。
高速風の領域は、中盤に入っているようです。

27日周期の図の前周期を見ると、
もう1日ほど、600km/秒台と高い速度が続き、
以降も高速風は続いていますが、500km/秒へ下がっています。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは全体的に西半球に遠ざかりつつあります。
現在の高速風も、これから後半に入っていくでしょう。

太陽風磁場の南北成分は、0nTを挟んで南北に変化しています。
速度がかなり高まっていることもあり、磁気圏の活動は強めで、
AE指数は、1000nTに達する大きい変化が、
繰り返し発生しています。

今後は、磁場強度が下がってきたことと、
速度も次第に低下に向かうと思われるため、
磁気圏の活動も次第に規模が小さくなっていくでしょう。


太陽は、2612黒点群が見えるだけで、
目立った活動はなく、穏やかな状態が続いています。


また、放射線帯の高エネルギー電子が増加して、
GOES15(青線)が10,000を超え、
GOES13(赤線)も10,000に近い値に高まっています。
高速の太陽風が続いているので、更に増加する可能性があります。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。