宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:27)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/24 --- ---
11/23 --- ---
11/22 --- ---

黒点 11/24 (NOAA)
磁場 フレア
2612 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 410 -4.0
-2 h 405 -3.9
-4 h 414 -3.8
-6 h 424 +2.5
-8 h 415 -0.5
-10 h 415 -3.4
-12 h 433 -1.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
11/24 0.3 8x10^2
11/23 0.5 5x10^2
11/22 0.4 3x10^3
11/21 0.4 4x10^3
11/20 0.4 8x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/11/19 11:59 太陽風は低速になっています。磁気圏も静穏です。
2016/11/20 15:12 低速の太陽風が続いています。高速太陽風の始まりも近付いています。
2016/11/21 14:16 太陽風は350km/秒前後の低速風が続いています。
2016/11/22 16:07 太陽風の磁場が強まり、高速風の到来が近付いています。
2016/11/23 08:55 太陽風は速度が上がり始め、磁気圏の活動もやや高まっています。
最新のニュース

2016/11/24 12:27 更新
高速の太陽風は一旦終わり、平均的な速度に戻っています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨日のニュースの後、550km/秒まで上がりましたが、
23日14時(世界時23日5時)には下がり始めて、
すぐに500km/秒を割り、
現在は400km/秒と平均的な状態に戻っています。
磁場強度も、5nT付近と平均的な状態です。

高速の太陽風は、最高速度もあまり高まらず、
1日ほどで終わっています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
北極から南半球へ伸びるコロナホールの領域が、
太陽の西側に進み、地球に影響がやって来てもよい頃です。
これから第二波として、速度の上昇が始まりそうですが、
27日周期の図の前周期の太陽風の推移とは、
ずいぶん様子が変わっています。


太陽風磁場の南北成分は、
南に振れている時間が多くなっていますが、
振れ幅が小さいため、
磁気圏の活動の高まりは限定的で、
AE指数は、800nTと500nTの中規模の変化が起きていますが、
その他は、小さい変化に留まっています。

引き続き、太陽風の変化に注目してください。


太陽は、東端の黒点に2612群と番号が付き、
B6.0と小さい規模ですが、フレアも発生しています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。