宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:07)
太陽フレアは静かです。
太陽風が非常に高速です。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/25 --- ---
11/24 --- ---
11/23 --- ---

黒点 11/25 (NOAA)
磁場 フレア
2612 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:55 700 -5.2
-2 h 708 +0.7
-4 h 526 -0.3
-6 h 552 -1.5
-8 h 522 -0.4
-10 h 495 +2.8
-12 h 483 -0.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
11/25 0.3 1x10^3
11/24 0.5 8x10^2
11/23 0.5 5x10^2
11/22 0.4 3x10^3
11/21 0.4 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/11/20 15:12 低速の太陽風が続いています。高速太陽風の始まりも近付いています。
2016/11/21 14:16 太陽風は350km/秒前後の低速風が続いています。
2016/11/22 16:07 太陽風の磁場が強まり、高速風の到来が近付いています。
2016/11/23 08:55 太陽風は速度が上がり始め、磁気圏の活動もやや高まっています。
2016/11/24 12:27 高速の太陽風は一旦終わり、平均的な速度に戻っています。
最新のニュース

2016/11/25 14:07 更新
太陽風の速度は700km/秒に高まり、磁気圏の活動も強まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は再び高まり、高速風に戻っています。

昨日のニュースの後、24日14時(世界時24日5時)に、
太陽風の速度は、400km/秒から500km/秒に高まりました。
そのまま、今朝まで500km/秒付近を推移していましたが、
25日10時半(世界時25日1時半)に、
700km/秒へ更に速度が高まっています。

太陽風の磁場強度は、昨日の昼以降、10nTに強まって、
そのまま現在まで続いています。

27日周期の図の前周期の、
10月28日以降に続く高速風領域の回帰だと思われます。
SDO衛星AIA193の太陽写真では、
コロナホールは全体が西半球に進んでいます。
現在は、高速風のピークに差しかかっているのではないでしょうか。

太陽風磁場の南北成分は、
5nT程度に振幅が強まった状態で、南北に変化しています。
速度の高まりもあって、磁気圏の活動は一気に強まり、
AE指数は、1800nTに達する激しい変化と、
その前後に、500〜800nTの中規模の変化が連続して発生しています。

この中の、世界時24日10〜13時のオーロラの様子を、
アラスカの全天カメラの動画で紹介します。

27日前の前周期は、ここから更に4日程度高速風が続きました。
今回は、コロナホールの広がりが小さくなっていて、
高速風の終わりも早まる可能性があります。
引き続き注目して下さい。


太陽は、東側に2612黒点群が見えていますが、
X線グラフに目立った変化はなく、穏やかな状態が続いています。




アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで、世界時24日10〜13時に撮影されたオーロラ。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。