宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:20)
昨日、C2.8の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/16 --- ---
12/15 18:07 C2.8
12/14 20:06 C2.3

黒点 12/16 (NOAA)
磁場 フレア
1917 33 βγ C2
1918 11 βγ ---
1920 3 α C1
1921 9 α ---
1922 2 β ---
1923 10 β ---
1925 3 α C1
1926 7 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:18 462 -2.5
-2 h 458 -1.1
-4 h 449 +0.4
-6 h 450 +0.8
-8 h 456 +1.1
-10 h 488 +1.5
-12 h 490 +3.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -20 -/ -
-2 h -20 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -20 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
12/16 0.4 2x10^1
12/15 1.7 3x10^1
12/14 0.8 1x10^3
12/13 0.6 1x10^3
12/12 0.4 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
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AIA304動画 (SDO)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/12/11 12:29 太陽風は低速になりつつあり、磁気圏も静かです。
2013/12/12 10:07 太陽は黒点は多いですが穏やかです。太陽風は低速風になっています。
2013/12/13 13:42 太陽でCクラスのフレアが増えています。太陽風はかなり低速です。
2013/12/14 13:05 太陽風の磁場が南向きに強まっています。オーロラがある程度強まりそうです。
2013/12/15 13:23 太陽風は600km/秒の高速風になりました。
最新のニュース

2013/12/16 12:20 更新
高速の太陽風は終わりに近づいています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

ロシア・ムルマンスクの福島さんより、
14〜15日にかけて見られたオーロラの写真が届きました。

1枚目の空を南北に分断する乳緑色のオーロラは、
ムルマンスク上空に現れたもので、
グレック・ロマン氏の撮影です。
このオーロラは福島さんも見ていたそうですが、
11月末のオーロラよりも凄く、感動したとのことでした。

2枚目はムルマンスク州南部のカンダラクシャ市で、
ブリョスキン・オレグ氏による撮影です。
緑色から赤色にかけて、色のきれいなオーロラです。

どうもありがとうございます。
12月も半分を過ぎましたから、
今年最後のオーロラの便りになるかもしれません。
福島さんより、よいお年をお迎え下さいとのことでした。



太陽風は、昨日いっぱいは500km/秒台を保っていましたが、
今日に入るともう少し下がって、
450km/秒とやや高速くらいの風になっています。
磁場強度も5nTと平均的な値に下がっています。

太陽風の変動は終わりに近づいているようです。


磁気圏の活動も概ね静穏です。
AE指数は、200nT程度の小さい変化が時々起きている程度です。

太陽風が穏やかになるにつれて、
磁気圏もより静かになっていくでしょう。


太陽は、C1〜2の小さいフレアが3回発生した程度で、概ね静穏です。

黒点も、中心部から西側に見えているだけで、
全体としては寂しくなってきました。

STEREO Behind衛星によると、
東端の向こう側に活動的な領域があるようです。
この後、どの様な黒点群が顔を出すでしょうか。




14〜15日にかけてムルマンスク上空で見られたオーロラ。
(c) 福島留美氏、グレック・ロマン氏


14〜15日にかけてムルマンスク州南部のカンダラクシャ市上空に現れたオーロラ。
(c) 福島留美氏、ブリョスキン・オレグ氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。