宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:23)
昨日、C2.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/15 --- ---
12/14 20:06 C2.3
12/13 12:05 C4.8
10:34 C2.2
07:05 C5.9
01:35 C2.6

黒点 12/15 (NOAA)
磁場 フレア
1912 1 α ---
1917 26 βγ C5
1918 8 βγ ---
1920 5 α C1
1921 9 β C6
1922 3 β ---
1923 11 β ---
1925 4 β C1
1926 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:17 546 +4.8
-2 h 581 +5.4
-4 h 581 +3.8
-6 h 581 +7.1
-8 h 573 +4.7
-10 h 523 -3.4
-12 h 481 -5.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -16 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -24 -/ -
-10 h -25 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.7 1x10^1
12/15 1.7 3x10^1
12/14 0.8 1x10^3
12/13 0.6 1x10^3
12/12 0.4 3x10^2
12/11 0.3 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/12/10 14:00 11月の黒点数は77.6でした。太陽風は穏やかです。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2013/12/11 12:29 太陽風は低速になりつつあり、磁気圏も静かです。
2013/12/12 10:07 太陽は黒点は多いですが穏やかです。太陽風は低速風になっています。
2013/12/13 13:42 太陽でCクラスのフレアが増えています。太陽風はかなり低速です。
2013/12/14 13:05 太陽風の磁場が南向きに強まっています。オーロラがある程度強まりそうです。
最新のニュース

2013/12/15 13:23 更新
太陽風は600km/秒の高速風になりました。

担当 篠原

昨夜から、本格的な高速の太陽風がやって来ました。
14日23時(世界時14日23時)頃から上昇が始まり、
6時間程で、600km/秒の高速風になりました。
速度の高まりとしては、
前周期よりも一段大きくなっています。

磁場強度は、10nTに強まった状態が続いています。
南北成分は、ゆっくりと変化していますが、
磁場強度が強まっているため、
振れ幅は大きくなっています。

そのため、南向きに振れた時間帯に、
オーロラの活動が強まり、
AE指数で、800nT程度の中規模の変化が
発生しています。


太陽風の最新の値は、磁場強度が少し下がり、
速度も500km/秒に近づいています。
高速風は中盤に入っているようです。

前周期の高速風は、2日程続きました。
今回も、コロナホールは遠ざかりつつあることから、
同じくらいになるのではないでしょうか。
明日くらいまではオーロラの活動も
高まるかもしれません。


太陽は、C1〜C2の小さいフレアが
4回ほど起きていますが、
特に活動が強まっている様子はなく、
比較的穏やかです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。