宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:32)
今日、C5.0の小規模フレアが発生しました。
また、M1.5の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/14 09:22 C5.0
06:29 C4.4
03:42 C4.6
01:39 C1.8
8/13 20:25 C2.8
8/12 19:21 M1.5
06:45 C8.4
06:16 C6.7
04:26 C2.1

黒点  8/14 (NOAA)
磁場 フレア
1814 1 α ---
1817 22 βγ M2
1818 17 βγ C2
1819 4 β ---
1820 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:26 409 -2.6
-2 h 423 -2.0
-4 h 413 +3.0
-6 h 425 -2.2
-8 h 417 +1.1
-10 h 395 -2.2
-12 h 374 -2.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -22 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
8/14 0.3 6x10^2
8/13 0.3 2x10^3
8/12 0.3 1x10^3
8/11 0.4 3x10^3
8/10 0.3 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 8/ 9 11:43 太陽風は低速風に変わっています。太陽の活動も穏やかです。
2013/ 8/10 10:00 太陽風の速度がやや高速に上がっています。C2.0の小規模フレアが発生しました。
2013/ 8/11 07:32 太陽風は400km/秒近くに下がっています。太陽は穏やかです。
2013/ 8/12 13:07 1817黒点群が大きく発達しています。Cクラスのフレアも続いています。
2013/ 8/13 11:05 1817黒点群でM1.5の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。
最新のニュース

2013/ 8/14 11:32 更新
太陽の西端でCクラスフレアが続いています。明日くらいから高速風が到来するかもしれません。

担当 篠原

太陽の南半球の中央に並んだ3つの黒点群が大きく目立っています。
SDO衛星による拡大写真を掲載します。
左側にある大きい黒点は1818黒点群、
中央の小さい黒点の集まりは1819群、
そして、右側でやや大きい黒点がずらっと並んでいるのは1817群です。

昨日のM1.5に続いてフレアも増えるのではないかと思ったのですが、
今日のX線グラフで後半に多発しているCクラスフレアのほとんどは、
西の端に没した1809黒点群で起きています。
太陽の向こう側に回ってから、活動度が上がった様です。

それでも、1817、1818群の規模は大きいので、
引き続きフレアの発生に注目してください。


太陽風は、昨夜から少しずつ速度が上がり、
420km/秒ほどに上がっています。
低速風を抜けて、平均的な状態に上がったくらいです。

太陽風磁場は、速度が上がった頃から南寄りの傾向になり、
磁気圏の活動もやや高まっています。
AE指数は500nTに達する程度の、中規模の変化が観測されています。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
北半球側のコロナホール(薄暗い領域)は、
広い部分が太陽の中心線に達しています。

また、27日周期の図を見ると、
ちょうど27日前の7月18日から太陽風速度の上昇が始まっています。

このため、明日くらいから高速風が到来するかもしれません。
前回は600km/秒を超える速度に上がっています。



太陽の南側に並んだ3つの黒点群、左から1818、1819、1817黒点群。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。