宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (07:32)
昨日、C2.0の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/11 --- ---
8/10 05:12 C2.0
8/ 9 --- ---

黒点  8/10 (NOAA)
磁場 フレア
1809 1 α ---
1813 8 β ---
1814 1 α ---
1816 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:26 429 +3.4
-2 h 421 +1.3
-4 h 422 +3.1
-6 h 414 +2.2
-8 h 414 +3.9
-10 h 416 -0.9
-12 h 408 +3.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:30 -9 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
8/11 0.2 3x10^3
8/10 0.3 4x10^3
8/ 9 0.3 1x10^4
8/ 8 0.3 1x10^4
8/ 7 0.3 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 8/ 6 12:37 太陽風の速度は480km/秒と少し下がっています。イギリス北端のオーロラ写真をどうぞ。
2013/ 8/ 7 11:37 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も概ね静穏です。SDO衛星で部分日食が見えました。
2013/ 8/ 8 11:15 太陽の活動は穏やかです。太陽風は400km/秒台と平均的な状態が続いています。
2013/ 8/ 9 11:43 太陽風は低速風に変わっています。太陽の活動も穏やかです。
2013/ 8/10 10:00 太陽風の速度がやや高速に上がっています。C2.0の小規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2013/ 8/11 07:32 更新
太陽風は400km/秒近くに下がっています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、480km/秒から420km/秒に下がり、
平均的な速度に戻っています。
速度の高まりは、半日ほどで終わっています。

磁場強度は、6〜7nTとやや強めの状態で安定しています。
南北成分は比較的北寄りです。
このため、磁気圏は概ね静穏で、
AE指数のグラフは、小規模の変化が時々起きている程度です。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
太陽の北東(左上)に広いコロナホールが見えています。
その先頭(右端)は、太陽の中心に近づいていますが、
影響がやってくるのはもうしばらく先です。

一方、8日に発生したCMEの影響がそろそろ到来するかもしれません。
速度の変化は小さいと思いますが、磁場の強まりがやって来て、
磁気圏の活動を強める可能性があります。
それが見られなければ、太陽風はこのまま穏やかでしょう。


太陽は、東の端から新しい黒点が次々と現れています。
今日は記事の更新時刻が早いので、
群番号の最新情報はまだ分かりません。

X線グラフは、Bクラスの小さい変化が起きている程度です。



今日は鹿児島市の科学館で、
子ども向けに鹿児島高専を紹介する展示会を行います。
これから展示機材を抱えて出発するところです。
その直前に急いで更新しています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。