宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:07)
今日、C8.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/12 06:45 C8.4
06:16 C6.7
04:26 C2.1
8/11 23:17 C2.0
10:26 C1.4
08:41 C1.4
8/10 05:12 C2.0

黒点  8/12 (NOAA)
磁場 フレア
1809 1 α ---
1813 5 β ---
1814 1 α ---
1817 12 β C8
1818 9 βγ C2
1819 2 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 384 +1.0
-2 h 395 +1.8
-4 h 381 +0.8
-6 h 385 +0.1
-8 h 390 +0.4
-10 h 385 +1.9
-12 h 399 -0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -14 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
8/12 0.3 1x10^3
8/11 0.4 3x10^3
8/10 0.3 4x10^3
8/ 9 0.3 1x10^4
8/ 8 0.3 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 8/ 7 11:37 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も概ね静穏です。SDO衛星で部分日食が見えました。
2013/ 8/ 8 11:15 太陽の活動は穏やかです。太陽風は400km/秒台と平均的な状態が続いています。
2013/ 8/ 9 11:43 太陽風は低速風に変わっています。太陽の活動も穏やかです。
2013/ 8/10 10:00 太陽風の速度がやや高速に上がっています。C2.0の小規模フレアが発生しました。
2013/ 8/11 07:32 太陽風は400km/秒近くに下がっています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2013/ 8/12 13:07 更新
1817黒点群が大きく発達しています。Cクラスのフレアも続いています。

担当 篠原

太陽の南西に現れた1817黒点群が大きく発達しています。
その様子を、SDO衛星の可視光写真の動画で紹介します。
一昨日のニュースの写真で小さい黒点として現れていましたが、
昨日から今日にかけて大きく発達した様です。
黒点たちの左右への流れが印象的です。

黒点の発達とともに、フレアの発生も増加しています。
今朝、12日6時半(世界時11日21時半)の、C6.7、C8.4など、
Cクラスのフレアが6回起きています。
その様子をGOES-15衛星のX線カメラで見てください。
太陽の左下側で何度も強い輝きが発生しています。

この後も、1817群の活動に注目してください。


太陽風は、400km/秒と平均的な速度が続いています。
磁場強度は、4nTから3nTへ少し弱まっている様です。

磁気圏は穏やかで、AE指数は小さい変化が見られる程度です。


SDO衛星AIA193では、太陽の北東の大きいコロナホールは、
先頭(右端)が太陽の中心に達したところです。
3日後の15日くらいから、太陽風に変化が始まるかもしれません。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は、もう一日早く、
2日後の7月18日から速度が上昇しています。
こちらを参考にすると、14日には変化が始まるかもしれません。




SDO衛星の可視光写真による、1817黒点群の発達。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES-15衛星のX線カメラによる、1817黒点群で次々に発生するフレア。
(c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。