宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:21)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/25 --- ---
6/24 --- ---
6/23 --- ---

黒点  6/25 (NOAA)
磁場 フレア
1236 4 β ---
1239 1 α ---
1240 9 β ---
1241 8 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:14 587 -0.7
-2 h 601 +1.9
-4 h 600 +1.0
-6 h 590 +0.9
-8 h 606 -2.6
-10 h 609 -2.8
-12 h 599 -0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:59 -16 -16/ 9
-2 h -19 -9/ 13
-4 h -20 6/ 11
-6 h -26 7/ 5
-8 h -26 0/ 8
-10 h -21 10/ 15
-12 h -23 -2/ 5

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^3
6/25 0.3 7x10^3
6/24 0.3 4x10^3
6/23 0.3 1x10^3
6/22 0.3 3x10^2
6/21 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
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昭和基地磁場 (NICT)
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Live!オーロラ (遊造)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 6/20 11:47 太陽風はやや低速になっています。コロナホールが太陽の中心に見えています。
2011/ 6/21 12:19 400km/秒台の穏やかな太陽風が続いています。大きめのCクラスのフレアが発生しました。
2011/ 6/22 14:02 昨日のC7.7フレアによって、CMEが地球方向に噴き出しています。
2011/ 6/23 09:40 600km/秒に達する高速の太陽風が始まりました。オーロラはやや強まっています。
2011/ 6/24 09:43 600km/秒の高速太陽風が続き、オーロラも活発に活動しています。
最新のニュース

2011/ 6/25 13:21 更新
高速太陽風が続いています。オーロラ活動も続いています。

担当 篠原

高い速度の太陽風が続いています。

ACE衛星の観測によると、
太陽風の速度は、昨日から引き続き600km/秒付近を保っています。
ただし、細かく見ると、ACEのグラフの最後では
580km/秒ほどに下がりかけているようです。

一方、磁場強度も4nTから3nTへ少し弱まっています。
高速風は後半に入っているようです。
明日くらいからは、速度も低下を始め、
明後日くらいで平均的な状態に戻って行くのではないでしょうか。


高速太陽風を受けて、磁気圏のオーロラ活動も活発に続いています。
AE指数では、700〜800nTくらいの中規模の変動が数時間おきに発生しています。
これは、太陽風磁場の南北成分が、
-3〜-4nTくらいの南向きになっていた影響もあります。

今後は、太陽風の弱まりとともに、オーロラの活動も弱まって行くでしょう。


SDO AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
北半球の東端付近に、大きなコロナホールが見えています。
やや緯度が高めですが、1週間後くらいに高速風を地球にもたらしそうです。

27日周期の図では、全周期の6月5日に小規模の高速風がやって来ています。
この回帰として、7月2日頃に期待されます。


放射線帯高エネルギー電子は、10,000の近くまで上がっています。
これ以上増えるのか、ここまでで頭打ちになるのか、
明日のデータに注目してください。


太陽の活動は静かです。
黒点群はいくつか見えていますが、特に活発な領域はないようです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。