宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:41)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 8 --- ---
2/ 7 --- ---
2/ 6 --- ---

黒点  2/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 517 +0.1
-2 h 515 +0.2
-4 h 533 +2.4
-6 h 526 +2.0
-8 h 530 +1.1
-10 h 536 +2.3
-12 h 533 -0.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -11 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 6x10^1
2/ 8 0.7 3x10^2
2/ 7 0.7 1x10^3
2/ 6 0.7 1x10^3
2/ 5 0.8 3x10^2
2/ 4 0.7 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 2/ 3 12:30 太陽風の速度は550km/秒に高まっています。磁気圏の活動は落ち着いています。
2021/ 2/ 4 12:31 高速太陽風は終わりに近付いている様です。
2021/ 2/ 5 12:39 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は無黒点です。
2021/ 2/ 6 12:57 太陽風はやや低速になっています。この後、高まるかもしれません。
2021/ 2/ 7 13:11 高速の太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。
最新のニュース

2021/ 2/ 8 13:41 更新
高速の太陽風が続いています。1月の黒点相対数は 10.4 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、1月の黒点相対数の月平均値は
10.4 と発表されました。
12月の21.8からは半減で、
10近くに下がったのは、昨年10月の14.4以来です。
1枚目のグラフでは、
これまでより一段下がった所にデータの点が現れています。

無黒点の日数も、14日と月の約半分に戻っています。
無黒点の日が2桁に達したのは昨年9月以来で、
3枚目のグラフでは、極小期の頃のデータに
近づく様な場所に点が戻っています。

2月に入ってからも、
NOAAの記録では2801群が現れた程度で、
低調な太陽活動が続いています。
ここからどの様な変化になっていくのでしょうか。

ゆっくりと変化する現象です。
気長に推移を眺めて行きましょう。



現在、SDO衛星のページを見ることができません。
代わりに、SOHO衛星のページから
SDO衛星の可視光写真と
SOHO衛星のEIT195写真を参照します。

昨日紹介していた南東の活動的な領域は、
太陽のこちら側に回ってきて、
可視光写真では白斑が見えています。
しかし、閲覧できる写真では、黒点は見えない様です。

X線グラフも特に変化のない状態です。


太陽風は、今朝までは520km/秒の状態が続いていましたが、
現在は、500km/秒に少し下がりかけています。
高速の太陽風は続いています。

磁場の南北成分は、グラフの最初は南寄りでしたが、
以降は0nT付近か、北寄りになっています。
このため、磁気圏の活動も現在は静かになっていて、
AE指数を見ると、途中までは中規模の活動が続いていますが、
その後は変化が見られなくなっています。

速度は高い状態が続いているので、
磁場が南寄りの傾向に切り替われば、
磁気圏は再び活動的になるでしょう。




太陽黒点相対数の長期変化。1月の黒点相対数は 10.4 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星による太陽の可視光写真。(SOHO衛星のWebページより)
(c) SDO (NASA)


SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。