宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:30)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 3 --- ---
2/ 2 --- ---
2/ 1 --- ---

黒点  2/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
2801 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 564 -0.6
-2 h 556 +0.3
-4 h 533 +2.8
-6 h 522 +2.1
-8 h 531 +3.3
-10 h 532 +2.1
-12 h 512 -0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -14 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
2/ 3 0.7 3x10^2
2/ 2 0.8 2x10^3
2/ 1 0.8 5x10^3
1/31 0.8 5x10^3
1/30 0.8 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 1/29 12:27 太陽風は平均的な速さに戻っています。太陽は無黒点です。
2021/ 1/30 12:31 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2021/ 1/31 11:25 太陽風は更に低速になっています。磁気圏も静穏です。
2021/ 2/ 1 12:16 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
2021/ 2/ 2 12:19 太陽風の高まりが到来しています。磁気圏の活動も高まりそうです。
最新のニュース

2021/ 2/ 3 12:30 更新
太陽風の速度は550km/秒に高まっています。磁気圏の活動は落ち着いています。

担当 篠原

太陽風は、昨日の午後に500km/秒を超えて高速風になり、
昨夜から今朝まで530km/秒で推移しました。
現在はもう少し上がって、550km/秒になっています。

太陽風の磁場強度は、
昨日のニュースの後に再び15nTに上がりましたが、
夜には一段下がって、
以降は7nT前後とやや強まった状態で推移しています。
速度が高まってきたので、
この後は下がっていくかもしれません。

27日周期の図を見ると、
前周期と同様の太陽風の高まりになっています。
前回は最高速度に達すると(1月6日)、
すぐに速度は下がって行きましたが、
今回はどうなるでしょうか。
今回はコロナホールがよく見えるようになっていたので、
高速風は前回より長く続くかもしれません。

AE指数は、グラフの中盤までは
1000nTに達するような中規模の活動が続いていますが、
以降は静かになっています。
速度は高まっているので、
活動が再び高まる可能性はあります。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中央部にコロナホールが見えています。
3日後くらいにこの領域の影響が到来するかもしれません。


太陽は、北西(右上)に見えていた黒点に
2801群と番号が付けられています。
また、更に西の端近くに新しい黒点が発生しています。

X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。