宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:57)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 7 --- ---
1/ 6 --- ---
1/ 5 --- ---

黒点  1/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 494 +0.4
-2 h 502 -0.6
-4 h 514 -1.0
-6 h 518 +0.3
-8 h 515 +0.1
-10 h 542 -0.9
-12 h 549 +0.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 1 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
1/ 7 0.7 2x10^2
1/ 6 0.7 2x10^2
1/ 5 0.7 1x10^3
1/ 4 0.8 6x10^2
1/ 3 0.7 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 1/ 2 10:40 低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点になるかもしれません。
2021/ 1/ 3 10:10 太陽風の速度は更に下がり、磁気圏も穏やかです。
2021/ 1/ 4 14:23 太陽風の速度は300km/秒に下がっています。太陽は無黒点です。
2021/ 1/ 5 13:08 低速の太陽風が続き、磁気圏も静穏です。12月の黒点相対数は 21.8 でした。
2021/ 1/ 6 12:38 太陽風の速度が高まっています。磁気圏の乱れも発生しています。
最新のニュース

2021/ 1/ 7 12:57 更新
高速の太陽風が続いています。太陽の右上にCMEが噴出しています。

担当 篠原

昨日の昼、6日13時(世界時6日4時)頃から、
太陽の北西(右上)に向かって
CME(コロナ質量放出)が飛び出しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3カメラによる動画を掲載します。

同じ頃のSDO衛星のAIAカメラの画像では、
対応するような変化は見らないので、
太陽の向こう側で発生した現象かもしれません。
いずれにしても、
地球に対しては横方向に飛び出している様なので、
影響はないでしょう。

太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。

X線グラフは、全体の強度も下がっています。
SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
明るい領域は見られない状態です。


太陽風は、昨日のニュースの後も速度が高まり、
夜には570km/秒くらいまで高まりました。
今日に入る頃から少し下がっていますが、
現在も500km/秒と高速の状態は続いています。

一方、磁場強度は、昨夜には5nTと平均的な状態に下がり、
現在は3nTとやや弱くなっています。

磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する様になっています。
AE指数は、今朝までは小規模の変化が続いていますが、
その後は静かになっています。

高速の太陽風は、一旦終わりを迎えそうです。
その後、SDO衛星AIA193の小さいコロナホールの影響が、
明後日くらいに始まるかもしれません。



6日に発生した太陽の右上に向かうCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。