宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:54)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/11 --- ---
12/10 --- ---
12/ 9 --- ---

黒点 12/11 (NOAA)
磁場 フレア
2790 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 464 -2.5
-2 h 475 +0.0
-4 h 474 -2.2
-6 h 474 +1.9
-8 h 473 +0.2
-10 h 472 -1.1
-12 h 473 +1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 4 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h 1 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
12/11 0.8 2x10^2
12/10 0.9 6x10^2
12/ 9 1.3 5x10^2
12/ 8 1.4 7x10^2
12/ 7 0.8 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/12/ 6 12:40 太陽風は低速ですが、磁気圏では小さい活動が起きています。
2020/12/ 7 11:41 太陽風は平均的な状態です。
2020/12/ 8 08:02 C7.4の小規模フレアが発生しました。CMEの乱れが地球に到来しそうです。
2020/12/ 9 13:48 低速の太陽風が続いています。CMEによる太陽風の乱れが近付いています。
2020/12/10 13:31 8日のCMEによる太陽風の乱れが到来しました。
最新のニュース

2020/12/11 13:54 更新
太陽風の乱れは終わりかけています。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、550km/秒から460km/秒へ下がり
やや高速程度になっています。
磁場強度も、5nTと平均的な値に戻っています。
太陽風の乱れは、1〜2日程度で終わりそうです。

磁場の南北成分は、グラフの中盤までは北寄りで、
その後、弱い南寄りになっています。
磁気圏の活動は特に高まることはなく、
AE指数は小さい変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193では、
太陽の低緯度域にコロナホールはありません。
この後の太陽風は穏やかになりそうです。


太陽は、昨日見えていた北西(右上)の小さい黒点はすぐに消えて、
南西(右下)の2790群だけになっています。

X線グラフでは、Bクラスの小さいフレアが続いていますが、
これらは2790群の左側にあった2791群の領域で起きています。
SDO衛星AIA193の写真で明るく光っている領域です。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。