宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:51)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐が発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/19 --- ---
8/18 --- ---
8/17 --- ---

黒点  8/19 (NOAA)
磁場 フレア
2772 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 353 -2.9
-2 h 350 -3.2
-4 h 349 -3.4
-6 h 321 -6.0
-8 h 348 +2.4
-10 h 295 -0.5
-12 h 301 +1.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -85 -/ -
-2 h -55 -/ -
-4 h -51 -/ -
-6 h -42 -/ -
-8 h -39 -/ -
-10 h -42 -/ -
-12 h -43 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^1
8/19 0.7 2x10^2
8/18 0.7 4x10^2
8/17 0.8 4x10^2
8/16 0.7 6x10^2
8/15 0.7 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 8/14 12:45 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2020/ 8/15 13:44 太陽は7月21日以来の無黒点です。低速の太陽風が続いています。
2020/ 8/16 13:26 低速の太陽風が続き、磁気圏も静穏です。C2.0の小規模フレアが発生しました。
2020/ 8/17 12:11 B1の小さいフレアが発生し、CMEも噴出しています。太陽風は低速です。
2020/ 8/18 12:54 低速の太陽風が続いています。太陽に新しい黒点が現れています。
最新のニュース

2020/ 8/19 12:51 更新
太陽風は低速ですが、磁気圏がやや活動的になっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、300km/秒から350km/秒へ少し上がっています。
低速の状態は続いています。
磁場強度は、上下の変化が見られますが、
5nT前後で推移しています。

磁場の南北成分は、南向きの変化が続く様になっています。
太陽風は低速ですが、磁気圏の活動は少し高まっていて、
AE指数は、500nTの中規模の変化が3回ほど発生しています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
太陽の中央部にコロナホールが見えています。
先頭(右端)は西半球に進んでいて、
明日か明後日くらいから太陽風の速度が高まるかもしれません。

27日周期の図の前周期のグラフを見ると、
高まるというほどではありませんが、
7月24日から速度が400km/秒に上がる変化が見えています。
この変化が強まる様になるのかもしれません。


太陽では、昨日現れた黒点に2772群と番号が付けられています。
また、中央部の北寄りに小さい黒点が現れています。

X線グラフは、
半日ほど前からAクラスの小さい活動が続くようになっています。
2772群で発生している様です。
この後、さらに規模が大きくなるでしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。