宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:58)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 3 --- ---
11/ 2 --- ---
11/ 1 --- ---

黒点 11/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
06:42 424 -5.9
-2 h 411 -1.8
-4 h 418 +0.4
-6 h 424 -0.4
-8 h - -
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
11/ 3 0.3 9x10^3
11/ 2 0.3 2x10^4
11/ 1 0.4 5x10^4
10/31 0.6 2x10^4
10/30 0.3 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/10/29 13:09 太陽風は600km/秒台に再び高まっています。磁気圏も活動的です。
2016/10/30 12:37 600km/秒台の高速太陽風が続いています。太陽は無黒点になりそうです。
2016/10/31 13:56 高速太陽風の速度は550km/秒に下がってきました。
2016/11/ 1 12:01 高速の太陽風は終わりに近づいています。
2016/11/ 2 12:49 太陽風は平均的な状態にほぼ戻っています。
最新のニュース

2016/11/ 3 13:58 更新
太陽風磁場が南向きにやや強まって、磁気圏の活動を高めています。

担当 篠原

太陽風の速度は、420km/秒と平均的な状態で安定しています。
一方、磁場強度は、7〜8nTと少し強まっています。
南北成分も、南向きに振れる傾向になって、
-5nT程度の変化が長く続くようになっています。

このため、磁気圏の活動は高まっていて、
AE指数のグラフは、
データエラーの関係で見にくくなっていますが、
500nT前後の中規模の活動が繰り返し発生しているようです。

このうち、世界時2日23時の高まりの頃のオーロラの様子を、
ノルウェー、トロムソの全天カメラの動画で紹介します。
地平線近くに見えていたオーロラの光が、
空全体に一気に広がる様子がきれいです。

27日周期の図を参考にすると、
太陽風は、基本的には平均的な状態が続くと思われます。
その中でも、磁場が南向きにある程度強まると、
このような磁気圏活動の高まりを見ることができます。


太陽は、中央部に小さい黒点が現れているようです。
2605群の位置に近いのですが、少し左側にずれています。
番号としてはどうなるでしょうか。

放射線帯の高エネルギー電子は、減少が続いています。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時2日23時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。