宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:09)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/29 --- ---
10/28 --- ---
10/27 --- ---

黒点 10/29 (NOAA)
磁場 フレア
2604 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
06:45 536 -3.8
-2 h 547 -2.5
-4 h 622 +3.0
-6 h 645 +0.0
-8 h - -
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
10/29 0.4 1x10^5
10/28 0.4 9x10^4
10/27 0.4 7x10^4
10/26 0.5 2x10^4
10/25 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/10/24 14:36 太陽風は平均的な速度が続いています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2016/10/25 12:53 太陽風磁場が南寄りに変化して、磁気圏の活動を高めています。高速風の到来が近づいています。
2016/10/26 14:29 太陽風の速度は700km/秒に上昇し、激しい磁気圏活動も発生しています。
2016/10/27 14:06 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も活発です。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2016/10/28 15:24 高速太陽風は550km/秒へやや下がっています。磁気圏の活動も少し落ち着いています。
最新のニュース

2016/10/29 13:09 更新
太陽風は600km/秒台に再び高まっています。磁気圏も活動的です。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨日のニュースの直後に、再び650km/秒へ高まりました。
そして、今日に入ると、ゆっくり低下して、
今朝くらいには、550km/秒に下がりました。

掲載しているACE衛星のグラフでは、
ここまでしかデータが表示されていませんが、
DSCOVR衛星によると、その後、再度速度が高まり、
現在は630km/秒で推移しています。

27日周期の図で、前周期の変化を参照すると、
10月2日以降は、500km/秒付近で推移していますが、
今回は、600km/秒台に高まった状態が続いていて、
今後の変化に注目して下さい。

太陽風の磁場強度は、7nT付近で推移し、
DSCOVRによると、現在は10nTに高まっています。
磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続き、
磁気圏では、
AE指数500〜800nTの中規模の変化が連続的に発生し、
最後に、1500nT近い高まりも発生しています。

この最後の高まりに近い、世界時29日1〜3時頃の、
ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画を掲載します。
雲越しになっていますが、
オーロラの活発な動きを見ることができます。


太陽は、中央部の黒点に2604群と番号が付けられています。
太陽は、小さい活動が見られる程度で、穏やかです。


放射線帯の高エネルギー電子は、
GOES15(青線)が、100,000に達しています。
その後、掲載のグラフでは見えていませんが、
大きく下がる変化が起きていて、
明日はどうなっているでしょうか。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時29日1〜3時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。