宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:21)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/16 --- ---
9/15 --- ---
9/14 --- ---

黒点  9/16 (NOAA)
磁場 フレア
2592 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:48 305 +5.7
-2 h 309 +3.7
-4 h 310 -0.0
-6 h 304 +0.3
-8 h 299 -0.8
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^0
9/16 0.3 3x10^1
9/15 0.4 2x10^3
9/14 0.4 5x10^3
9/13 0.4 2x10^4
9/12 0.4 3x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 9/11 13:24 太陽風は低速の風になり、磁気圏も概ね静穏です。
2016/ 9/12 12:32 太陽風は低速ですが、磁場が南向きの状態が続いています。
2016/ 9/13 12:55 太陽風の速度は300km/秒へ下がっています。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2016/ 9/14 13:29 太陽風は270km/秒とかなり低速です。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2016/ 9/15 12:48 太陽風磁場が南向きに強まって、磁気圏の活動も少し高まっています。
最新のニュース

2016/ 9/16 13:21 更新
太陽風は300km/秒の低速風が続いています。磁気圏も静穏です。

担当 篠原

太陽風磁場の南向きの変化は、昨日の夕方まで続き、
以降は、0nT付近に落ち着いて、
今朝からは北寄りに変わっています。
現在の磁場強度は、5nTと平均的な値です。
速度は300km/秒と、再びかなり遅くなっています。

これに伴って、AE指数のグラフも、
初めに500nTの高まりが見られますが、
以降は変化がなくなって、磁気圏は静かになっています。

SDO衛星AIA193の太陽写真を見ると、
太陽の中央部の南寄りにコロナホールが広がっていて、
中央線に達しようとしているところです。

このコロナホールは、
27日前の8月20日にも同じような位置に見えていて、
3〜4日後くらいから太陽風の高まりが到来しました。
今回も同様と考えると、9月19〜20日くらいから、
太陽風の変化が始まるかもしれません。


太陽は、東端の黒点に、2592群と番号が付いています。
目立った活動はなく、太陽は穏やかです。

昨日紹介した太陽の東端で発生したCMEの、
その後の様子を紹介します。
太陽の左に向かって、太陽のガスが激しく飛び出しています。





昨日のCMEのその後の様子。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。