宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:24)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/11 --- ---
9/10 --- ---
9/ 9 --- ---

黒点  9/11 (NOAA)
磁場 フレア
2585 9 βδ ---
2588 1 α ---
2589 12 β ---
2591 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:37 351 -1.0
-2 h 350 -1.5
-4 h 349 -1.8
-6 h 350 -0.2
-8 h 360 +1.1
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^4
9/11 0.3 2x10^4
9/10 0.4 1x10^4
9/ 9 0.4 3x10^4
9/ 8 0.4 5x10^4
9/ 7 0.4 8x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 9/ 6 12:51 太陽風の速度は少し下がりましたが、高速の状態は続いています。
2016/ 9/ 7 13:47 高速の太陽風は続いていますが、ゆっくりと弱まっています。
2016/ 9/ 8 13:54 500km/秒付近の高速太陽風が続いています。カナダのオーロラをどうぞ。
2016/ 9/ 9 12:13 高速の太陽風は終わりに近づいています。8月の黒点相対数は50.7です。
2016/ 9/10 14:18 太陽風は平均的な状態に戻りました。磁気圏も穏やかになっています。
最新のニュース

2016/ 9/11 13:24 更新
太陽風は低速の風になり、磁気圏も概ね静穏です。

担当 篠原

太陽風の速度は、更に下がって、
350km/秒と低速の風に変わっています。
磁場強度も、3nTとやや弱くなっています。

磁場の南北成分は、小さく変化する程度で、
磁気圏は、基本的には穏やかな状態が続いています。
AE指数も、ほとんど変化がありませんが、
最初と最後に300nTの小規模の変化が起きています。

後半の高まりの頃の、南極・昭和基地のオーロラを紹介します。
秋分が近づいて、昭和基地の夜の時間も次第に短くなっています。
例年、写真が公開されているのは10月中旬までで、
今年も残り1か月ほどになっています。


太陽は、中央部の東寄り(左側)に、
2591黒点群が発生しています。
ここで、B9.2と、もう少しでCクラスに達する
小さいフレアが発生しています。
成長が続くかどうか、注目してください。


放射線帯の高エネルギー電子は、昨日より少し高まっています。
しかし、全体的にはゆっくりと減少が続くでしょう。




南極の昭和基地で、世界時10日23時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。