宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:12)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/27 --- ---
3/26 --- ---
3/25 --- ---

黒点  3/27 (NOAA)
磁場 フレア
2010 21 βγ C1
2014 26 βγ C2
2015 1 β C1
2017 16 β ---
2018 9 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 395 +2.4
-2 h 411 +5.4
-4 h 402 +6.4
-6 h 375 +3.9
-8 h 375 +2.1
-10 h 381 -2.0
-12 h 374 +5.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -10 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^0
3/27 0.4 7x10^0
3/26 1.1 2x10^1
3/25 1.1 1x10^1
3/24 0.3 1x10^1
3/23 0.4 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 3/22 12:29 太陽風の磁場が少し強まっています。太陽は穏やかになっています。
2014/ 3/23 08:47 太陽風は500km/秒の高速風になっています。磁気圏は穏やかです。
2014/ 3/24 12:56 高速太陽風が続いています。太陽ではCMEが発生しています。アラスカのオーロラをどうぞ。
2014/ 3/25 14:43 太陽風の速度は下がり、やや低速です。フレアも少なくなっています。
2014/ 3/26 12:45 今朝、太陽風の乱れが到来しました。活発なオーロラも発生しています。
最新のニュース

2014/ 3/27 12:12 更新
太陽風は平均的な速度に下がっています。太陽は穏やかです。フィンランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

3月中旬にフィンランドへ行かれた田代敦志さんより、
サーリセルカで3月17日23時に撮影された
オーロラの写真をいただきました。

滞在中は天候に恵まれ、3晩中2回オーロラが出現したそうです。
サーリセルカは、こじんまりしたスキーリゾートで、
のんびりした雰囲気の街だとのことです。
この写真は、ホテルのベランダから
コンパクトデジカメを使って露出20秒で撮影したそうで、
満月だったものの、とても美しい輝きが見えたそうです。

太陽風やAE指数をを見ると、太陽風の磁場が南に向いて、
この頃に小さいオーロラ活動の山が起きていた様です。
この様に写真に残せると素晴らしい思い出になりそうです。
どうもありがとうございました。



昨日480km/秒に高まっていた太陽風の速度は、
夜には400km/秒と平均的な状態に下がりました。
磁場強度はやや強めの状態が続いています。

ACEのデータでは、今朝、27日7時(世界時26日22時)にも、
小さい変化がやって来た様で、
速度と磁場強度が少しだけ高くなっています。

磁場の南北成分は、ほとんどの時間帯で北を向いています。
このため、磁気圏は概ね静穏ですが、
磁場が南に振れた頃に、
AE指数にも小規模の変化が2回発生しています。

太陽風の変化は次第に収まり、
穏やかな風に戻っていくでしょう。


太陽は、2010群、2014群で
C1の小さいフレアが4回起きている程度で、
活動は穏やかです。



田代敦志さんにより、フィンランド・サーリセルカで現地3月17日23時に撮影されたオーロラ。
(c) 田代敦志氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。