宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:15)
今日、C6.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 5 05:14 C6.2
12/ 4 13:37 C4.7
09:22 C6.9
12/ 3 --- ---

黒点 12/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
1908 3 β ---
1909 11 βγ ---
1911 2 β ---
1912 1 α ---
1913 5 β C5
1915 3 β ---
1916 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:07 348 -2.1
-2 h 348 -2.4
-4 h 363 -1.1
-6 h 384 -4.1
-8 h 385 -3.8
-10 h 367 -0.2
-12 h 367 -0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -22 -/ -
-2 h -23 -/ -
-4 h -25 -/ -
-6 h -23 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
12/ 5 0.2 7x10^1
12/ 4 0.3 7x10^1
12/ 3 0.3 3x10^1
12/ 2 0.3 3x10^1
12/ 1 0.3 4x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/11/30 09:32 太陽接近後のアイソン彗星をどうぞ。太陽風は低速ですが、磁気圏活動がやや高まりました。
2013/12/ 1 13:04 アイソン彗星は消えかけています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2013/12/ 2 12:05 太陽風は450km/秒とやや高速です。太陽も比較的穏やかです。
2013/12/ 3 12:59 太陽風は平均的な速さに戻りました。太陽も穏やかです。
2013/12/ 4 12:39 太陽風磁場が南向きに振れて、オーロラの活動が強まりました。
最新のニュース

2013/12/ 5 10:15 更新
太陽でフィラメント噴出が発生しています。太陽風は低速になっています。

担当 篠原

太陽の北半球側の中緯度域で、
フィラメントの噴出が発生しています。
SDO衛星AIA304によって、
ちょうど噴き上がったところまで撮影されています。
この噴出はCMEとなって周囲に広がっていきそうです。
今後、SOHO衛星のLASCO C2、C3カメラで
確認することができるでしょう。

斜め上に向かって飛び出している様なので、
地球へはあまり向かってこないかもしれません。

太陽では、4日13時半(世界時4日4時半)に西端でC4.7、
5日5時(世界時4日20時)に東端でC6.2と、
両端で少し大きいCクラスフレアが発生しています。

太陽の東の端からは白斑が分布する領域が現れていますが、
黒点も見えてくるのでしょうか。


太陽風は、速度が400km/秒を割って、
350km/秒と低速状態に下がっています。

10nT近くに強まっていた磁場強度も、
昨夜以降低下して、5nTと平均的な状態に戻っています。

磁場の南北成分は、振れ幅は小さくなっていますが、
グラフの後半から南寄りに振れる様になっています。
このため、磁気圏の活動度を表すAE指数のグラフも、
後半に小さい変化が見られるようになっています。

国立極地研究所のLongyearbyeの全天カメラでも、
きれいなオーロラの活動が撮影されています。

太陽風は一旦落ち着きましたが、
明日以降、コロナホールの影響が到来する可能性があります。
27日周期の図の、前周期の11月9日に始まる高速太陽風の回帰です。
この時は、活発なオーロラの活動も発生しています。

太陽風の変化が始まったらライブカメラにも注目して下さい。




太陽の北半球側でフィラメント噴出が発生しています。SDO衛星AIA304による。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。