宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:39)
今日、M1.4の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/14 11:15 C2.5
10:31 C3.2
08:56 C1.9
07:52 C3.1
05:18 C5.9
02:41 C4.0
00:08 M1.4
11/13 21:55 C2.6
20:52 C2.3
19:30 C3.5
19:03 C2.6
18:07 C2.4
12:50 C6.5
07:48 C9.8
06:37 C3.1
06:05 C2.1
04:27 C4.5
11/12 23:15 C2.0
06:33 C4.3
01:57 C5.0

黒点 11/14 (NOAA)
磁場 フレア
1890 13 βγ C7
1893 6 β ---
1895 3 α ---
1896 1 α ---
1897 29 βγ M1
1898 3 β ---
1899 3 α C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:27 365 +0.5
-2 h 371 +1.7
-4 h 383 -0.2
-6 h 384 +1.6
-8 h 379 +0.4
-10 h 372 -1.6
-12 h 380 -2.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -12 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^2
11/14 0.5 8x10^2
11/13 0.6 5x10^2
11/12 1.1 1x10^3
11/11 1.4 4x10^3
11/10 1.2 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/11/ 9 11:45 X1.1の大規模フレアが発生しました。また、高速太陽風が到来しそうです。
2013/11/10 07:08 太陽風は600km/秒の高速風になっています。磁気圏の活動も高まりました。
2013/11/11 11:56 X1.1の大規模フレアが発生しました。タスマニア島のオーロラをどうぞ。
2013/11/12 13:17 東端から1897黒点群が現れています。高速の太陽風は終わりそうです。
2013/11/13 12:42 Cクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な速さで磁気圏は静穏です。
最新のニュース

2013/11/14 12:39 更新
Cクラスのフレアが多く発生しています。太陽風は低速です。

担当 篠原

太陽では、Cクラスのフレアが活発に発生しています。

太陽南東部の1897黒点群では、
M1.4の中規模フレアを最大として、
C2.6、C5.9、C3.2などのフレアが発生し、
西の端に沈みかけている1890黒点群も、
C6.5、C2.6、C2.4、C3.5、C4.0と続いています。

また、北東の端から現れた1899黒点群も、
C2.3、C3.1などのフレアを起こしていて、
全体としてはCクラスのフレアが14回ほど発生しています。
GOES衛星のX線カメラの動画を見ていると、
太陽の右と左で次々にフレアが起きていてにぎやかです。

この後もフレアの発生が続きそうです。


太陽風は、380km/秒とやや低速の状態で安定していました。
現在はもう少し下がって、360km/秒になっています。

磁場強度も、3〜4nTとやや弱い値で安定していて、
太陽風は穏やかです。

磁気圏も概ね穏やかですが、
太陽風の磁場が南寄りだった時間帯に、
AE指数で200〜400nT程度の小さい変化が発生しています。

SDO衛星AIA193では、コロナホールが西側(右側)に進んでいます。
影響が及び始めるのは2日後くらいになりそうです。



SDO衛星可視光カメラによる、太陽の南東部の1897黒点群。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。