宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:52)
昨日、C1.7の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 5 --- ---
4/ 4 03:32 C1.7
4/ 3 18:36 C2.7

黒点  4/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
1704 2 α ---
1708 1 α C3
1710 7 β ---
1711 19 β C2
1713 17 β C1
1714 1 α ---
1715 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:47 279 +0.3
-2 h 320 +0.5
-4 h 316 -1.3
-6 h 299 -1.9
-8 h 314 -0.9
-10 h 325 -1.9
-12 h 325 -2.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -2 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h 4 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h 1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^3
4/ 5 0.3 4x10^3
4/ 4 0.4 7x10^3
4/ 3 0.5 1x10^4
4/ 2 0.5 1x10^4
4/ 1 0.4 8x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 3/31 10:30 500km/秒台の高速太陽風が続いています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2013/ 4/ 1 11:47 太陽風の速度は450km/秒へ下がり、高速太陽風は終わりつつあります。
2013/ 4/ 2 12:21 太陽風は350km/秒の低速風になりました。パンスターズ彗星とオーロラの写真をどうぞ。
2013/ 4/ 3 12:35 太陽風は340km/秒と低速です。3月の黒点数は57.9でした。
2013/ 4/ 4 12:32 太陽風は290km/秒とかなり低速です。久しぶりにCクラスフレアが発生しています。
最新のニュース

2013/ 4/ 5 10:52 更新
太陽風は280km/秒と低速の状態が続いています。太陽も穏やかです。

担当 篠原

とても速度の遅い太陽風が続いています。
昨日のニュースの後、320km/秒へ少しだけ上がったのですが、
その後また低下して、現在は280km/秒と再び300km/秒を割っています。

磁場強度は、5nTと平均的な値になっています。
南北成分は、南を向いている時間が長く、
振れ幅も-3nTを前後する程度に強まっています。

このため、AE指数では200〜300nTくらいの
小規模の変化が観測されています。
速度が遅いこともあり、変化の規模は小さい様ですが、
昨夜のアラスカのライブカメラでは、
なかなかきれいなオーロラを見ることができました。


27日周期の図の前周期(3月9日以降)にあるように、
かなり低速の太陽風はこのまましばらく続きそうです。


太陽は、中央の1713黒点群の黒点が増加しています。
C1.2の小規模フレアも起こしていますが、
太陽全体としては穏やかな状態です。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。