宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:28)
今日、C8.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/17 11:54 C1.7
00:34 C8.4
11/16 --- ---
11/15 23:23 C2.1
21:37 C3.2
16:37 C2.8
13:18 C6.3

黒点 11/17 (NOAA)
磁場 フレア
1610 10 βγ C6
1611 1 α ---
1612 1 α ---
1613 4 β C3
1614 24 β C1
1615 6 β C3
1616 13 β ---
1617 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 399 -0.5
-2 h 399 -1.9
-4 h 392 +2.5
-6 h 391 -0.9
-8 h 406 -2.9
-10 h 411 -2.4
-12 h 407 -1.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -23 -/ -
-2 h -19 -/ -
-4 h -24 -/ -
-6 h -27 -/ -
-8 h -26 -/ -
-10 h -26 -/ -
-12 h -25 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
11/17 0.3 2x10^3
11/16 0.4 6x10^2
11/15 0.4 3x10^2
11/14 0.3 3x10^2
11/13 0.3 7x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/11/12 12:32 太陽風は300km/秒と低速ですが、明日くらいから乱れが到来しそうです。
2012/11/13 09:59 太陽風の乱れが到来して、オーロラの活動が強まっています。また、M2.0フレアが発生しました。
2012/11/14 13:16 太陽風磁場が南向きに強まり、活発なオーロラ活動が発生しています。中規模フレアも続いています。
2012/11/15 11:21 太陽風の磁場の強まりは終わり、現在はやや高速の風になっています。太陽もCクラスフレアが続いています。
2012/11/16 11:56 太陽風は平均的な速度に下がりました。Cクラスフレアが続いています。
最新のニュース

2012/11/17 13:28 更新
太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

深夜、17日0時半(世界時16日15時半)に、
太陽の北東端でC8.4の小規模フレアが発生しました。

太陽の東端では、この前にもCMEの噴出が発生しています。
STEREO Behind衛星によると、それぞれ別の領域で発生していますが、
今後どの様な領域が顔を出すのか注目してください。

太陽では、この他にもC1.0、C1.4、C1.7など、
小さな活動があちこちで発生しています。
そのにぎやかな様子をGOES14衛星のX線写真の動画でご覧ください。

可視光写真によると、全体的に黒点の規模は縮小している様ですが、
小規模のフレアの発生は続くのかもしれません。


太陽風は、400km/秒と平均的な速度の風が続いています。
磁場強度は4nTから、最新のところで6nT近くに振れていますが、
こちらも平均的な状態です。

磁場の南北成分は、弱い南向きに振れ続けています。
このため、磁気圏ではAE指数で200〜300nT程度の小さな活動が続いています。
ノルウェーの全天カメラでも、弱いオーロラの活動が撮影されていました。

今後の太陽風は、このまま穏やかな状態が続きそうです。



GOES-14のX線カメラによる、1日間の太陽活動の様子。
(c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SOHO衛星LASCO C3カメラによる、太陽の東端で発生したCME。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。