宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:21)
今日、C4.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が強くなっています。放射線帯電子はやや強くなっています。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/25 03:43 C4.2
7/24 20:26 C1.6
14:33 C1.4
7/23 20:21 C2.0

黒点  7/25 (NOAA)
磁場 フレア
1525 1 α ---
1526 1 α ---
1527 1 α C2
1528 1 α ---
1529 1 α ---
1530 1 α C4

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:15 511 +1.0
-2 h 516 -1.9
-4 h 489 +1.2
-6 h 506 +1.0
-8 h 524 +0.8
-10 h 519 -0.5
-12 h 518 -0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -26 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -22 -/ -
-6 h -25 -/ -
-8 h -27 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 8.3 3x10^3
7/25 10.6 5x10^3
7/24 12.8 6x10^3
7/23 10.3 3x10^3
7/22 4.3 4x10^3
7/21 24.5 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 7/20 11:04 西の端の1520黒点群でM7.74の中規模フレアが発生しました。CMEが噴出しています。
2012/ 7/21 13:04 太陽は黒点も少なく、穏やかです。太陽風は平均的な状態です。
2012/ 7/22 13:54 太陽は穏やかです。太陽風は高速になっています。STEREO衛星から見た先週のCMEの動画をどうぞ。
2012/ 7/23 12:05 太陽風は平均的な速度に戻りつつあります。太陽は静かです。
2012/ 7/24 11:58 太陽の裏側で1520黒点群が大きなフレアとCMEを起こしてます。太陽風はやや高速です。
最新のニュース

2012/ 7/25 11:21 更新
太陽風は500km/秒台の高速風です。太陽はCクラスのフレアを起こしています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュースの後に570km/秒ほどに高まり、
その後少し下がりましたが、現在まで500km/秒と高速風が続いています。
コロナホールの影響が続いている様です。

磁場強度は5nTと平均的な強さが続いています。
予想は難しいですが、速度はまだすぐには下がらないのかもしれません。

磁気圏では、小規模の活動が発生しています。
太陽風の磁場が0nTを挟んで南北に振れている影響でしょう。

SDO衛星AIA193を見ると、太陽の赤道付近の東側に、
逆三角の形をしたコロナホールが見えています。
今日から3日経つと、今度はこちらの影響が地球にやって来るでしょう。


太陽は、東端の南半球から1530黒点群も姿を現しました。
1530群は、未明のC4.2を最高に、3〜4個のC1の小さなフレアを起こしています。
活動としては小規模ですが、今後に注目して下さい。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。