宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:06)
今日、C2.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/27 01:03 C2.8
5/26 18:04 C1.5
04:54 C2.1
00:50 C1.5
5/25 19:08 C1.7
04:54 C4.0

黒点  5/27 (NOAA)
磁場 フレア
1486 1 β ---
1488 6 β ---
1490 4 β ---
1491 4 β ---
1492 5 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:56 373 -3.3
-2 h 364 -1.1
-4 h 363 -0.1
-6 h 368 -0.0
-8 h 374 -0.4
-10 h 378 -0.4
-12 h 408 -0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -18 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -20 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -23 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 1.6 7x10^3
5/27 4.7 7x10^3
5/26 0.4 5x10^3
5/25 0.3 2x10^4
5/24 0.4 3x10^3
5/23 0.3 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 5/22 11:22 太陽風に小さな乱れが到来しています。磁気圏は静穏です。
2012/ 5/23 11:04 太陽風の弱い乱れが続いています。オーロラの活動も強まっています。
2012/ 5/24 13:12 太陽風は600km/秒台の高速風になっています。オーロラの活動も強まりました。
2012/ 5/25 13:30 太陽風の速度は500km/秒に下がりました。Cクラスのフレアが発生しています。
2012/ 5/26 09:04 C1の小さなフレアが頻繁に発生しています。高速の太陽風は終わりつつあります。
最新のニュース

2012/ 5/27 10:06 更新
太陽ではCクラスの小さなフレアが起きています。太陽風は低速になり、磁気圏も静かです。

担当 篠原

昨日の撮影ですが、太陽の東端に現れたプロミネンスのダイナミックな姿を
SDO衛星AIA304が撮影していました。
1枚目に拡大写真を掲載します。
1492黒点群で、C2.0のフレアに伴って発生した現象の様です。

その1492黒点群は、C1.5、C2.7などの小規模フレアを起こしていますが、
今のところ活動の様子に変化はありません。
黒点は比較的大きな姿を保っているので、
引き続き注目して下さい。

太陽風は、速度が370km/秒に下がり、低速の風に変わっています。
磁場強度は、ACEのグラフを見ると2nTから4nTに上がっていますが、
値としては弱めの状態です。

磁気圏も静穏で、AE指数のグラフはほとんど変化していません。

ただし、現在、太陽風磁場が南寄りに振れ始めています。
この傾向が続く様だと、ある程度活発なオーロラ活動が始まるでしょう。


淡いコロナホールの影響は特に見られなかった様で、
太陽風はこのまま低速の風がしばらく続きそうです。



SDO AIA304による、太陽の東端に現れたプロミネンス。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。