宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:35)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/14 --- ---
4/13 --- ---
4/12 --- ---

黒点  4/14 (NOAA)
磁場 フレア
1454 1 α ---
1455 15 βγ ---
1457 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:26 579 -1.3
-2 h 582 -2.6
-4 h 574 -0.2
-6 h 572 -1.6
-8 h 570 -1.3
-10 h 597 -1.1
-12 h 587 -0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -62 -/ -
-2 h -40 -/ -
-4 h -50 -/ -
-6 h -33 -/ -
-8 h -43 -/ -
-10 h -45 -/ -
-12 h -50 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^3
4/14 0.4 6x10^3
4/13 0.4 2x10^2
4/12 0.5 4x10^2
4/11 0.4 4x10^2
4/10 0.4 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 4/ 9 10:45 太陽は無黒点になりそうです。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2012/ 4/10 11:37 昨夜、C3.9の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2012/ 4/11 11:44 速度の遅い太陽風が続いています。明日以降、高速の太陽風がやって来る可能性があります。
2012/ 4/12 08:48 太陽風は低速で、磁気圏も静かです。コロナホールによる高速太陽風が始まる可能性があります。
2012/ 4/13 13:15 高速太陽風が始まりました。現在は550km/秒の高速風が続いています。
最新のニュース

2012/ 4/14 13:35 更新
太陽風の速度は600km/秒台に上がりました。磁気圏の活動も続いています。

担当 篠原

昨日のニュースの後、太陽風の速度はもう一段上がって600km/秒台に入り、
13日18時(世界時13日9時)には、短時間ですが650km/秒にまで達しました。

この間、磁場強度は3〜4nTと弱めの状態で安定しています。
南北成分は、-2nT前後の弱い南向きが続いています。
このため、磁気圏も小規模の変動がずっと続いています。
AE指数のグラフは300〜500nT程度の小幅の変化が連続しています。

現在の太陽風の速度は、580km/秒とやや下がり気味です。
コロナホールの分布から、高速風は長い時間は続かないと思われます。
明日には下がり始めるかもしれません。
その後は、静かな太陽風がしばらく続くでしょう。


今回の太陽風の乱れの影響で、放射線帯の高エネルギー電子がやや増加しています。
明日、更に強まるようだと、10000にまで達するかもしれません。


太陽は、1455黒点群でB9.8とCクラスぎりぎりの小さなフレアが発生している程度で、
全体的に穏やかです。
黒点も、北東に1457黒点群がもうひとつ見える程度です。

太陽は1ヶ月近く穏やかな状態が続いています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。