宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:40)
今日、X1.1の大規模フレアが発生しました。
また、M3.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 5 11:24 X1.1
09:58 C4.8
09:22 C3.4
02:23 C3.3
3/ 4 19:26 M2.0
12:26 C2.9
10:30 C1.5
3/ 3 14:46 C2.8
02:12 M3.4

黒点  3/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
1423 1 α ---
1427 2 β C3
1428 6 β ---
1429 8 βγδ M3
1430 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:26 369 -3.6
-2 h 365 -2.9
-4 h 369 -2.6
-6 h 384 -3.0
-8 h 384 +2.2
-10 h 389 -3.6
-12 h 380 -3.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -25 -/ -
-2 h -28 -/ -
-4 h -27 -/ -
-6 h -27 -/ -
-8 h -31 -/ -
-10 h -32 -/ -
-12 h -33 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 1.1 1x10^3
3/ 5 1.6 4x10^3
3/ 4 0.5 9x10^3
3/ 3 0.3 9x10^3
3/ 2 0.3 2x10^3
3/ 1 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 2/29 12:29 CMEによる太陽風の乱れは弱まりつつあります。太陽は黒点も少なくなり、穏やかです。
2012/ 3/ 1 12:40 太陽風はやや高速で安定しています。磁場が北向きのためオーロラの活動は穏やかです。
2012/ 3/ 2 14:13 太陽風磁場南向きの影響で、オーロラの活動が強まっているようです。
2012/ 3/ 3 12:53 太陽の東端でM3.3のフレアが発生しました。太陽風は400km/秒台前半です。磁気圏の活動も続いています。
2012/ 3/ 4 11:51 太陽風はやや遅い速度で安定しています。太陽はCクラスのフレアが続いています。
最新のニュース

2012/ 3/ 5 09:15 更新
M2の中規模フレアが発生しました。CMEの影響が7日頃に到来しそうです。
2012/ 3/ 5 14:40 追加 
X1.1の大規模フレアが発生しました。

担当 篠原

昨夜、4日19時半(世界時4日10時半)に、
活動が目立っていた1429黒点群でM2.0の中規模フレアが発生しました。
SDO衛星のAIA193による動画を掲載します。
爆発にも注目ですが、
その前後に明るいコロナのループが何層にも輝いて見えています。
とても美しい光景です。

GOES衛星のX線データでは、フレアによるX線強度の増加は長時間に渡っています。
そして、このフレアに伴ってCME(太陽ガスの放出現象)も発生しています。
SOHO衛星LASCO C3の写真は、ちょうどフレア発生の時間帯が欠けていて、
すっかり広がった後の様子しか分かりません。
ガスが噴き出す様子は、STEREO Behind衛星のCOR2の動画で見て下さい。

SOHO衛星LASCO C3の写真をよく見ると、
CMEのガスは太陽の全体に広がっている様に見えます。
このため、ある程度地球にも向かって飛んで来ている様です。
到来まで3日前後と考えると、明後日、7日の午後から8日にかけて、
太陽風の乱れが地球にやって来る可能性があります。
オーロラ活動の強まりも発生するかもしれません。

1429黒点群は現在も大きな姿を保ち、近くに新しい黒点群が発生したりしています。
NOAA/SWPCの予報では、Xクラスの大規模フレアの可能性も指摘されています。
今後の活動に注目して下さい。


太陽風は、380km/秒とやや低めの速度が続いています。
磁場強度は、6nTから、5nTを割るくらいに少し下がっている様です。
南北成分の南寄りの傾向は続いていて、
ずっと、-3nT付近で振れています。

このため、オーロラの活動も活発な様で、
AE指数のグラフは、700nTくらいの中規模の変化が何度も起きています。
国立研究所のトロムソ全天カメラの動画などをご覧下さい。

27日周期の様子から、この傾向ももう2〜3日かと言っていましたが、
その後は、コロナホールにCMEの影響も重なって、
やや複雑な展開になるかもしれません。


放射線帯の高エネルギー電子は、下がっています。

2012/ 3/ 5 14:40 追加 (篠原) 関連の図はページの最後にあります
今日のお昼前、5日11時半(世界時5日2時半)に、
太陽の北東部の1249黒点群で、X1.1の大規模フレアが発生しました。

SDO衛星AIA193によるフレアの様子と、
SOHO衛星LASCO C2、C3カメラによる、CMEの様子を紹介します。
まだ発生直後で詳細が分かりませんが、
CMEは地球方向にも向かっている可能性があります。

太陽放射線(非常に高速の陽子)も少し増加しています。
引き続き高まって行く可能性があります。



SDO衛星AIA193による、1429黒点群で発生したM2.0のフレア。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース )


SOHO衛星LASCO C3と、STEREO Behind衛星COR2による、M2.2フレアに伴うCMEの噴出。
(c) SOHO (ESA & NASA)、STEREO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




2012/ 3/ 5 14:40 追加

SDO衛星とSOHO衛星による、X1.1のフレアと続いて見られたCME。
(c) SDO (NASA)、SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース )


GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽放射線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。